Oral Hygiene.
オーラル・ハイジン。口腔ケア。
お口の中のケアは、決して怠ってはいけないということを痛感しているこの1週間。
先週、夫が痛み止めを飲んでいたので、「頭痛?大丈夫?」と尋ねると、「いや、実は虫歯があって、それが痛み始めたんだ。」と、まさかの虫歯カミングアウト!!😳
普段から、夫は私以上に口腔ケアにはうるさくて、歯磨きは勿論、フロスも完璧、リステリンも欠かさない人だ。家族全員、定期的に歯科医に診てもらっているし、虫歯なんてゼロだと思っていたのだ。聞いてみると、1年前から放置をしていたと白状した!
そして、水曜日になって、いよいよ痛みが本格的に悪化、虫歯のある右側の頬が、ナッツを目一杯詰め込んだリスみたいに腫れ上がった。
歯科医には既に連絡済みだったが、週末をまたいで、来週の月曜日ではないと虫歯治療は出来ないと言われたらしい。
そして、翌日の木曜日の朝。別人かと思うくらいに顔が腫れ上がり、痛み止めも効かなくなってきたようで、流石に仕事を休んでしまった。なので、「もう一度、歯科医に電話して、速攻で診てもらってよ!グズグズしていないで、とにかく電話!!」と、鬼妻に急かされ、歯科医に電話してみたところ、午後に診てもらえることに。
実は調度その日の午後、同居している学生の家族も、口内に出来ていた大きな繊維腫の除去手術をする予定だった。なので、幸か不幸か、2人揃って仲良く歯科へ出掛けていった。家族の繊維腫だって、癌の可能性もあった訳だから、もっと小さなうちにサッサと診てもらえば良かったのに。😩
家族の手術はあっという間に終わったのだが、夫の虫歯はレントゲン検査の結果、手の施しようが無く、抜いてインプラントにすることになった。
そして、やはり手術は来週の月曜日にしか出来ないと言われたらしい。可哀想に、顔を腫らしたまま夫は帰ってきた。最上級の痛み止めを処方してもらっただけだった。
インプラントのプロセスは、3段階に分けて行われるらしく、約1年掛かるとのこと。
治療費は6300㌦。円安な日本円ではビックリの95万円くらい。
まあ、インプラントの相場を知らないので、これが安いのか高いのかわからないのだが、痛みも取れて完治するなら万々歳だ。
それでも、虫歯が見つかった時点でサッサと治療をしていれば、こんな大変な事態にはならなかったと思うので、特に健康に関しては、どんな小さなことでもなあなあにしないことに限る。
一方のわたしはと言うと、現在、2人とも硬いモノが食べられない状況なので、食事のメニュー作りに一苦労している。
クタクタに煮込んだ鍋焼きうどんや、ツナのキャセロール、マッシュポテト、スフレなど、とにかく簡単に舌で潰せるような柔らかご飯を作っている。
いそいそと食材を買いに出掛けたハズが、途中でお気に入りの雑貨店にふらりと立ち寄ってしまい、ダイネット用の照明器具を衝動買いしてしまった。
衝動というか、もう20年以上も使っている古いスタイルのステンドグラスの照明を、長いことずっと変えたいと思っていたのだ。気に入ったモノが見つかったので即決。
顔が腫れて惨めな様相の夫に、「新しい照明器具を買ってきたのよ。もし歯の痛みが抑えられているようなら、今週末にでも、これ、付け替えてね!」と、プレッシャーをかける鬼嫁がここに1人。😇
ツナのキャセロールを作った。
2人とも食べやすいと喜んでいた。それもそうだ、ツナ缶のツナはホロホロだし、カリフラワーやブロッコリーは極小にカットし、その後予め柔らかく茹でていた。ご飯も柔らかめに炊いた。おまけにマッシュポテトも入れたので、何だかもう歯の無いお年寄りにでも食べてもらうようなミールになっている。😬
夫の歯の状態が悪化すると共に、天候も崩れてきて、ここ数日は野獣1がパニックになっていた。そうなると、ワンコ達とランドリールームで夜を過ごすことになるのだが、そんな時に、オーダーしておいた本が届いた。
グッド・タイミング!長い夜は読書に限る。
Xで話題に上っていたのと、タイトルが面白かったので。
『国民は知らない「食糧危機」と「財務省」の不適切な関係』
あっという間に読み終えてしまった。
正直、個人的には物足りなかったし、アメリカに対する森永氏の意見にはツッコミどころが満載だったが、経済学者と農学科の教授がそれぞれの視点から、今の日本に何が一番必要なのかを、実にストレートに談話式で語っている良書だった。
やはり、地方分権、農業推進、自給自足の様な生活を目指さないと、今後日本は必ず滅びると思った。
そして、アメリカのFEDも日本の財務省も同じだなぁ、ということ。鬼畜だ。笑
ただ、著書の中で度々出てくる経済学者の森永氏のマルクス推しには辟易!🤮 確かに、マルクスが目指していたイデオロギーは素晴らしい側面もあるが、結局、そのマルクスが提唱した主義は、後に共産主義や社会主義を生み、20世紀後半にはリベラリズムやポストモダニズムの流れを作った。毛沢東もスターリンも、ポルポトもキューバのカストロなどの恐ろしい独裁者も、皆、マルクスに影響を受けていた。
資本主義の崩壊を警告していたのは正解だが、マルクス主義を推奨した政府で成功したところは未だかつて1つも無い。
読み終わっての感想は、この本は、古典文学の代表の1冊、ソローの『ウォールデン 森の生活』によく似ていると思った。
資本主義が拡大する中で、大量消費社会に警鐘を鳴らしていたソロー。今思うと、ソロー自身もひょっとしたらマルクスの思想に傾倒していたのかも知れない。
マルクス主義やマルクス経済学は置いておいて、日本の皆さんには是非読んで欲しい1冊だと思った。
そしてやはり、出来る限りの自給自足はするべきだと感じた。小さなプランターから作物を育てるだけでも、日本の未来に必ず繋がっていくと思う。
農業を守れない国に、将来は無いのだ。
寒い日が続いたり、家族のゴタゴタなどで少し免疫力が落ちている気がしたので、久しぶりに麹から甘酒を作った。麹で免疫アップを目指す。
無理しない程度のエクササイズ。
ジムのこのマシーンが素晴らしくて、中古で良いので買いたい気持ちが起こっているw
夫の古いトレッドミル、壊れないかな。😇
それでは元気に1週間をお過ごし下さい!