My Rustic Style

好きなデザインで、お気に入りの空間作り。

Niche (ニッチ)

 

最近、ふとした瞬間に、吸い込む空気に日本を強烈に感じる時がある。その突然ブワっと襲ってくる、日本にいた時に感じていた空気感というか匂いのようなものを嗅ぐと、決まって日本への懐かしさで胸がいっぱいになるのだ。それが最近、頻繁に起こる。

 

そう言えば、去年のちょうど今頃、私は日本にいた。

あの時は、長年離れていた日本での突然の生活に不安しか無く、毎日泣いていた。海外在住者としての私の日本でのステイタスは、外国人旅行者とほぼ同じような扱いでw、印鑑も無ければ、普通の銀行口座も作れないし、保険も保障も無かった。一人っ子ゆえ、頼れる兄弟姉妹もいない。そんな異国人の様な状態の中で、突然の父の死によって託された責務と残された母の介護は、流石に自分一人には重かった。もし私が日本に住んでいたら、天と地ほど違っていただろう。

 

それでも、特にコロナ禍にあって、日本の実家で母を看取れたことは心から良かったと思う。

 

そんな訳で、私はきっとこれからも初夏になると、2022年の日本で過ごした時間を思い返し、両親の笑顔や声を懐かしがるだろう。お世話になったドクターたち、訪問看護の看護師さんたち、ヘルパーさん達、実家のご近所さんたち、優しかった銀行員さん、デパートの店員さんたちに、1ヶ月半も滞在したホテルのフロント係の方々。そして、親身になって支えて下さった司法書士の先生方。この方達には、私は一生感謝し続けると思う。

 

今日も紫陽花に水遣りをしていたら、ふと日本の空気を感じ、懐かしく思ったので、こうしてブログに記録しようと思った。

 

 

そうそう、先日植えた紫陽花。白い紫陽花だと思っていたら、ほんのりピンク色に色付いてきた。紫陽花についていたタグを見ると、“頬染める花嫁”という品種で、淡いピンクになるらしい。その淡い色が何とも可愛らしい。

Blushing Bride

 

 

地下室のリフォーム状況は、昨日も今日も、おじさんと息子くん達が朝から夕方まで頑張ってくれた。ただ、おじさんの顔色が良くなく、疲労感が滲み出ている。

実は、おじさんの弟さんに前立腺がんが発覚。既にステージ4らしい。血糖値も非常に高く、肥満からの重度の睡眠時無呼吸症候群。心筋炎の疑いもあるということで、独身の彼をサポート出来るはおじさんと年老いたお母様だけだという。道理で、おじさんが疲れきっている訳だ。

それでも雨はいつか止む時が来るから、何とかおじさんには踏ん張って乗り越えて欲しいと、心の底から思う。

 

 

昨日と今日の作業で、ニッチのベースが作られた。

ここだけの話、もっと小さなニッチを想像していたので、この大きさにはちょっと驚いたw

Niche

このニッチ、上に照明をつけて、中には金箔を貼る予定。完成後は、小さな古伊万里か何かの花瓶を飾ろうと思っている。

 

もう一つ、ニッチを作りたい場所がある。ウェットバーだ。

バーのニッチ

ただ、タイルとの相性も考えなければなので、もう少しデザインを捏ねてみる必要がありそうだ。

 

 

地下室の壁の色をどうするか、めちゃめちゃ悩んでいる。白だけは絶対に嫌だ!ということだけはわかっているのだが…。

まず出掛けたのは、塗装専門のお店。サンプルをもらった。

塗装(ペンキ)屋さん

 

2軒目は、超大型ホームセンター。

色が多過ぎて、サンプルさえ選べない💦

ホームセンター

 

 

 

夏休みで暇を持て余している末っ子が、クッキーが食べたいと言い出した。だったら自分で作れば?と言ったら、何故かやる気スイッチが入ってしまった。今月から料理に挑戦すると言い始めた。私と一緒にキッチンに入って、ディナーを作るらしい。邪魔だなぁ、と思ってしまったのは内緒である。

 

今回はオートミール・レーズン・クッキーにした。

オートミール・レーズン・クッキー


18枚ほど焼いたクッキー。2日目で残り1枚ってどういうこと?

Yum!

 

もう週末。

1週間はあっという間だ。