どの部屋のmake overにも言えるのが、デザインの方向性の決め手となる、色だったり、柄だったり、モノ(家具やデコーなど)が存在することだ。
一目惚れしたタイルや、エアルーム的な家具があったり、単にトレンドな色を使いたいなど、その部屋のデザインの鍵となるモノがあると、どんなデザイン・スタイルにすれば良いかが自然と見えてくると思う。
あとは、キュレーションを作りながら、色や質感などを、ジグソーパズルの様にああでもない、こうでもない、と決めて行けば良い。
キュレーションを作るのも大きなポイントだろう。
今回のキッチン・リフォームで、そんなデザインの鍵となったのが、私が長年欲していたフランス製のオーブンと壁紙である。
ちなみに、昔から私は壁紙が大好きだ。
貼っていくだけで、ペイントには無いドラマティックな演出が可能なのだから、楽しい!感覚しかない。

この壁紙を使いたい!と思ったのだが、ミューラル・タイプなので、柄がリピートしている訳ではないから、床から天井まで使える所でないと、ほぼ無駄にしてしまう。なので、キッチンには断念。


色々と悩んだ結果、ハイエンド・ブランドで今大人気の、House of Hackneyというブランドのこちらの壁紙にした。この壁紙1ロールのお値段が、庶民の私からしたら吐きそうになるくらい高いのだが、夫が何故かそれでいいよ!と、気前良くOKしてくれたので。笑
グリーンが好きな私にはどストライクだった。


キッチンがほぼ完成したので、ようやく壁紙を貼れるようになった。
壁紙貼りは私の仕事なので、ドキドキしながらスタート。
いつも1枚目が大事なので、曲がって貼ることのないよう細心の注意で貼り始めた。



このブランドの壁紙の特徴は、1ロールが4枚構成になっていて、パターン1,2,3,4と予めカットされていたのが良かった。そして、パターン1と3、2と4が同じ柄なので、途中で足りなくなっても、パターン2を4で代用できたりで、何気にユーザー想いなデザインだった。
ちなみに、ペーストを壁に塗りながら貼る、オールドファッション・タイプな壁紙。私は、シールの様な仕様になっている壁紙が苦手なので使わないようにしている。あれは、1度貼ってしまうと、後から壁紙の位置をずらすなど、微妙で細かな修正が出来ないので失敗する確率大なのだ。


このジャングル感が堪らない〜〜😆




まだまだ壁紙が余っていたので、パントリーのキャビネットの上段、ガラス張りのドアーのバックにも壁紙を貼ることにした。



結果的に、計5ロールを使用。
お気に入りの雑貨を置いて。

次回は、バスルームの壁紙貼り。
こちらも、ドラマティックだ。(お楽しみに~!)