My Rustic Style

好きなデザインで、お気に入りの空間作り。

As we close Year 2025

 

皆さんのクリスマスが、穏やかで温かなイベントであったことを心から願って。

 

 

私はと言うと、完全に燃え尽きた。笑 

Instagramでも、クリスマス後、ガイコツと化してソファーに横たわっているお母さんのmemesなんかが沢山流れて来ていて、皆さんそれぞれに頑張っていたのだなぁ〜と、しみじみ。🥹

お疲れ様でした!

と言っても、12 days of Christmasといって、伝統的にはこの後まだ12日間はクリスマスのお祝いが続くので、我が家は今でもクリスマス・ツリーをライトアップしている。1月6日まではそのまま。

 

それにしても、11月の感謝祭、12月のクリスマス、そして直ぐにお正月が来るので、中々に大変だ。簡単なおせちは作る予定でいるが、モチベーションをキープするにも気力がいる。頑張れ、自分。

 

ロッキングチェアーに座り顔パックをしながら、ランプの灯りに癒される。疲れた〜。

 

 

 

今年のクリスマスは、最後までハプニング続きだった。

NYの家族1が、クリスマス直後に大学の友人たちを連れて10日間ほど泊まりに来る予定だったのだが、彼女の愛車FIATが故障してしまった。急いで修理に出して戻って来たものの、またその直後に故障したので(ここでもアメリカン・クウォリティーな仕事ぶり😇)、泣く泣く今回の帰省は諦めた。

お友達の分まで用意してあったプレゼント🎁。😭😭😭😭😭

 

今年はイブの日まで、モールに出掛け、最後の最後までプレゼント・ショッピングに奔走したクリスマスだった。

お気に入りのデパートの、恒例のXmasデコレーション。

このデパートではいつもピアノの生演奏が聴けるのだが、クリスマスゆえ、ピアニストがおもちゃの兵隊のマーチを演奏していた。ジャパニーズな自分には、どうやっても3分クッキングのテーマにしか聴こえない。😇

 

アイロンが壊れ、キッチンで使っていたBluetooth用のスピーカーも壊れ、急遽、家族2のお嫁さんのお姉さんもクリスマス・ディナーに来ることになったりと、私のフレキシビリティーを試すハプニングが連続で起きた。😅

 

どこもかしこも渋滞MAXなショッピングから無事帰還。紅茶でも飲もうとキッチンに行き、何気無く窓の外を見ると、鹿の集団が。

 

美しいサンセット🌆、再び。

 

 

 

さて、今回のクリスマスは、感謝祭の時と同様、あらゆる場面での写真撮影を忘れてしまった。老化なのか、多忙過ぎたのか、スマホの存在をすっかり忘れていたようだ。とりあえず、数枚だけお料理画像があるので、それをアップしようと思う。💦

 

我が家のクリスマス・メニューは、夫のファミリーの伝統で、このビーフ・テンダーローイン。

前夜に仕込んで、表面をドライにしておくのがコツ。

前夜の冷蔵庫に入れる直前の肉の塊。↓

テンダーローイン(ヒレ肉)と言っているが、その中央のシャトーブリアンの部分だけをローストする、とても贅沢なメインディッシュだ。6、7年前までは、テンダーローイン1本が$70とかそのくらい済んでいたのだが、今年は驚きの$160。😭 この伝統、いつまで続けていけるのか笑

 

無事にテンダーローインは用意できたものの、今年からちょっとしたメニュー問題が発生した。

新婚の家族2のお嫁さんがディナーの席に加わるのだが、彼女はステーキはしっかり火を通すwell done派。一切赤みの残るお肉は食べられない(食べたくない)と言う。つまり、我が家のテンダーローインが無理という、非常に残念な現実に直面してしまったのだ。😵‍💫

他にも、彼女には特定のナッツ類のアレルギーもあるし、クローン病で野菜をあまり摂取出来ないから、彼女が来る時のメニュー作りにはちょっと悩んでしまう。

なので、メインにはチキンを使った1品と、アメリカ人ならみんな大好きなミートローフも作ることに。

メイン・ディッシュが3品はちょっと大変じゃない??という不安を抱えながら臨んだクリスマス2025。😇

 

 

という訳で、クリスマスは朝から大忙し。

デザートや下準備の必要なモノは、全て前夜のうちに済ませておいたが、それでも人数はそれなりにいるし、食べる量も多いので、結局いつも何気に大掛かりなイベントになる。

今回も、家族3が自らキッチン入りしてくれて、どんどんお手伝いしてくれた。🥹🥹🥹 本当にお母さん想いの優しい子で、会話も楽しいし、聖人ではないだろうか?と思ってしまう。(←親バカ)

子育てを3人した中で、末っ子がダントツで(人間的に)成功した例だ。いや、子育て云々ではなくて、持って生まれた性格なのか...。親としてではなく、1人の人間として、家族3の人としての高い成熟度は羨ましい。

彼が作ってくれたのは、コーン・スフレ、グリーンビーン・キャセロール、そして、twice baked potatoesを手伝ってくれた。

家族3が自ら撮影した焼く直前のポテト。

 

 

今回、私が唯一写真に残せたのは、メインのthe Coq au Vinとグレイス・キャロットのみ。😅

どちらも、イギリスのミシュラン・スター・シェフのレシピ。

好みの赤ワインを惜しげ無くたっぷり使って煮込むチキンは、とろける柔らかさで、これも前夜からワインに漬け込んでおくのが大事。

 

グレイス・キャロット。スターアニスを入れ忘れた画像。😇

写真を撮っていたのはここまで💦(;´Д`)ノ

 

でも、ミートローフは簡単だし、テンダーローインもお陰様で慣れたもので、無事にロースト出来た。

ただ、ベアルネーズ・ソースの酸味がちょっと強かった気が。

デザートには、プリンを作って、あとはジェニーズとハーゲンダッツのアイスクリームを数種類ずつ用意。

でも結局、お腹がいっぱい過ぎて、プリン🍮を食べるのがやっとだった😵😵😵

 

 

クリスマス直前に、家族3と私が心待ちにしていたモノが届けられた。

この夏、家族3が大学の研修旅行で四国を訪れた時に、お土産で買って来てくれたお醤油。

確か、鎌田醤油の工場を見学させてもらったのかな?その時に購入したらしいのだが、そのニンニク🧄だし醤油が、もう本当に堪らなく美味しくて、その味が忘れられず、アメリカで何とか購入できないものかと、オンラインで探したのだ。

そうしたら、何と、鎌田醤油USAのサイトが有るではないか!!!

家族3と大喜びし、早速、ニンニクだし醤油セットと、お蕎麦セット、讃岐うどんセットを購入した、という訳。

NYの家族1夫婦にも、だし醤油セットを送った。

 

アボカド➕納豆➕半熟卵➕キムチに、このだし醤油と少々のりんご酢を掛けて頂くブレックファストが最高なのだ。

こういう本当に美味しい日本の食品ブランドは、どんどんUSAや世界市場に出るべきだと思う。日本食は相変わらず大人気だし、世界の市場は非常に大きいので、人気が出れば、一攫千金!

頑張れ〜🇯🇵

 

 

それでは皆さま、素晴らしい年越しを!!

今年も沢山の温かなコメントやブクマ、ありがとうございました!

皆さまが私のモチベーションです!来年も仲良くして下さい🎵🙇🙇‍♀️


From our home to yours, we wish you peace, joy, and all the best this holiday season and in the year to come!!

 

Counting Down to Christmas

 


厚手のキルトと暖かな羽毛布団に包(くる)まって、足元には2匹の獣(犬)の暖かな重み。

ベッドの中で愉しむ冬の早朝の幸せ。

 

今朝6時前に、野獣2が玄関横にぶら下げてあるベルをチリンチリンと鳴らし、トイレに行きたいと訴えてきた。とりあえずダウンジャケットを着込み、野獣2を連れて外へ。

あら、暖かい。

空はまだまだ暗かったが、ぼんやりと東の低空が明るくなっていた。

家の中に戻り、スマホで気温をチェックすると、表示されたのは−4℃。−4℃で暖かいと思ってしまう自分を改めて不憫に思った。😇

 


ある夕暮れ時の空模様。

キッチンで忙しくしていて、ふと窓の景色に目をやったら、ゴージャスなピンク色に染まっていた。

思わず歓声を上げてしまった2025年の冬。

夕焼けのオレンジ色は何度見てもゴージャスだが、こんなピンクの縞模様って可愛すぎない???

 

 

 

 

いよいよクリスマスが近づいて来た。

大好きなSerena & Lily のインスタで、とてもありがたいイラストが。テーブル・セッティングの多いホリデーには、こうしたリマインダーが役に立つ。

 

 

さて、私が個人的にツリーのデコレーションが好きなのもあって、現時点では、我が家には卓上の小さなモノも数えると、合計で4本の(artificialな)ツリーがある。😇

いくら好きと言っても、設置するのも片付けるのも面倒臭いことこの上ない。それでも毎年何とか飾れるのは、家族のために、クリスマス🎄を更にマジカルなモノに演出したい一心なのだ。決して自己満足を満たすためではない。(いえ、完全な自己満です😇)

ただ、どういう訳か、今年はなかなか飾り付けが終わらなくて、ちょっと苦戦している。


確か一昨年に作ったと思う、オレンジのオーナメント。

オレンジのスライスを、ディハイドレイター(食品乾燥機)で乾燥させた、昔から作られているオーナメント。今年は余っていたスライスに穴を開けて紐を通した。

食べ物を使ったオーナメントは他にも、柑橘系の果物、シナモンスティックやスターアニス、糸で繋げたポップコーンなどがあるから楽しい。

 

旧ピアノルームのツリーは、なんちゃってヴィクトリア風に仕上げたかったので、手作り感満載なオレンジ・スライスのオーナメントはピッタリだった。マグノリアの葉っぱも枝に差し込んで、オーナメントの色も統一させれば、アンティーク感が⭕️。

1番大きなツリーは、ストライプの部屋に飾った。夜は、通りからこのツリーの灯りが窓いっぱいに映ってキレイなのだ。

肖像画のワリオも楽しそう。

もう1本のツリーは、家族1が大学の友人と早めのクリスマス休暇で戻ってきた時にでも、飾り付けてもらおうと思っている。

 

 

つい最近、我が家に新メンバーが加わった。今まで1番下っ端だった野獣2は、ここぞとばかりに先輩風を吹かせようと、凄い勢いで尻尾を振り、低い体勢から威嚇中。笑

 

新入りくんと言っても単にロボット掃除機+モップ。私がシャープ社の掃除機を絶賛&愛用しているので、シャープ社のパワー何とかという機種を、結婚記念日とクリスマスのプレゼントを兼ねて、夫が購入してくれた。😅

obstacles(障害物)の多い我が家の床を、ウロウロと彷徨う姿から、荒野を40年間流離(さすら)ったイスラエルの民のリーダー、Moses(モーセ)と名付けた。


寝ている間に、掃除機+モップまでしてもらえるなんて、いや、本当にありがたいのなんのって。

特に、野獣を2匹飼っているから、獣ゆえ、抜け毛の量が半端無い。掃除機をかけてもかけても、直ぐに視界の隅で、野獣たちの毛がまとまって、西部劇のタンブルウィード(回転草)のごとく我が家の床を漂っていく様が見えるのだ。その度に、決まって私の脳内では西部劇のトゥルルルル〜ワーンワーンワー🎵というメロディーが流れる。

https://youtu.be/J9EZGHcu3E8?si=KBGOKfAk42693Uo5

 

でも、いくらMosesが私と一緒に掃除を頑張ってくれても、我が家にはその全ての努力を土足で踏み躙ってぐちゃぐちゃにしてくれる人がいる。

 

温かな紅茶でも飲もうとキッチンへ行ったら、窓辺に変なモノを発見。

ん?

 

最後の一枚の食パン。

パンの袋をぐるぐるっと丸めて、事もあろうか、窓辺の置物を数センチわざわざ動かして、置きやがったいたようだ。勿論、夫の仕業だ。ちなみに、冷蔵庫はすぐ横にある。

片付けられない我が夫、想像もつかない場所に、その場所に最も相応しくないモノを置くという特殊能力を持っている。どんなにわかりやすく分類して整理しても、その収納パターンが理解できないのだ。食べ物もゴミもなんでも一緒。これはもう脳か心の病気だと思うしか無い。

😮‍💨😮‍💨😮‍💨😮‍💨😮‍💨

 

 

寒い日が続いているので、ロール・キャベツを作った。バミキュラーで作るロール・キャベツは格別で、短時間でもトロトロに仕上がる。

 

ベーコン🥓の香りにいち早く気付いた野獣2。

調理する前から、お利口にお座り。(ちゃんとお座りをすると、トリートが貰えるので😓)

いや、君、そこ邪魔だから💦

 

 

感謝祭が終わり、クリスマス前のバタバタな時が始まる前に、ゆっくり美味しいワインを愉しみたくて、美味しいフランス・パンを買って来た。イチジクのチャツネを作ろうと思ったが、美味しそうなイチジクは店頭に並んでいなかった。

なので、大量に買ってあった柿で代用することに。

りんごと柿を、白ワインビネガー、すりおろした生姜、ハチミツ、シナモンなどと一緒にコトコト煮込むだけのシンプルなチャツネ。白ワインビネガーの酸味、生姜の微かな辛味、シナモンの深い香りが何とも言えずチーズとワインに合うのだ。

 

ブリーチーズとエタンメール・チーズをスライスしたものをパンに乗せて焼いて、その後にチャツネや、セイボリーなトッピングを乗せれば出来上がり。

この日は、家族1がフランス土産でくれた赤ワインを開けた。ホストファミリーのお父さん(ドクター)から薦められたワインだそうで、確かに美味しかった!

 

 

新しいオーブンの癖を、まだちょっと把握出来ていなくて、今回はフランをover cooking。失敗したー😭😭😭😭

La Cornueのオーブンは、オールドファッションな構造だから、設定温度のお知らせも無いし、タイマーもついていない。でもそれが、逆に楽しかったりする。ゆっくり仲良くなっていこう。

 

 

 

 

Aftermath of Turkey Day 🦃

 

 


旧ダイニング・ルームには、通常の窓の位置よりグッと高い、灯取りのような窓を付けていた。

今回のキッチン・リフォームでは、この窓を残してキッチンをデザインしたので、毎日、窓に映る美しい四季の景色をエンジョイしている。特に、西南?南西?に面しているので、夕暮れ時の燃えるようなオレンジ色をした空の眺めは、息を呑むほど圧巻だ。

感謝祭前の、紅葉が美しい時の眺め。↓

ああ、秋は美しいな〜としみじみ感じ入っていたら、感謝祭が終わるや否や、アメリカ本土の半分上の地域に冬将軍がやって来た。

あっという間に雪に埋もれてしまった。

厳しい季節の到来だ。

真夜中過ぎるとマイナス12℃とか、もう北海道の富良野より寒いかも知れない。なので、気分は完全に道民だ。大泉洋さん好きです。

 

 

さて、毎年祝う感謝祭だが、今年は我が家史上1番スケールの小さな感謝祭になった。

子供達が結婚するということは、彼らの夫なり妻なり、そのパートナー側の家族との付き合いもあるから、毎年実家で...という、今まで当たり前だった慣習が失くなってしまうのだ。これが、思っていた以上に寂しかった!!

今年は、NYの家族1はフランスでの初コンサートがあって、感謝祭はフランスで過ごした。

新婚の家族2は、今年から、感謝祭やクリスマスなどのホリデーは、お嫁さんのファミリー側と交互に過ごすルーティンになった。なので、今回の感謝祭ディナーはお嫁さんのファミリー側に行ってしまった。😭

唯一、まだ大学生の家族3だけが、今年も律儀に感謝祭のために戻って来てくれた。ほんの3、4日の滞在でも、親としてはとても嬉しかった!

とは言え、いくら何でも3人だけの感謝祭では寂しすぎるので、今年も彼の中学時代からの親友(パイロットの卵)君を招待した。大喜びで来てくれた。ありがとう😭

他にも、夫のバンド仲間や元同僚の、年老いた独身男性たち3人くらいに声を掛けたのだが、どの人も、ホリデーは独りで過ごすと言っていた。😣 ある1人は、出来る限り“家族”というユニットを感じたくない、余計に寂しくなるから、と夫に話したらしい。😭😭😭😭

それぞれが、それぞれの事情や想いをを抱えるホリデー...。

 

 

 

早速、テーブル・セッティングの準備をした。

まずはセンターピース作り。

 

アメリカで暮らすようになって30年だから、ターキーを焼き始めて25年くらいは経っている。そんな私の人生の中で、今年のターキーは14パウンドと、歴代最小記録を更新してしまった。😭

 

ただ、あまりにもささやかな感謝祭過ぎて、力が抜けていたのか、ターキーの写真もセッティングしたテーブルの写真も完全に撮り忘れた。😇😇😇😇😇

 

今年は、Gien(ジアン)のレジェンダリーなランブイエ・シリーズのプレートを使用。ヴィンテージ過ぎて、今ではビックリなお値段になっている、個人的にとても大切にしている食器だ。

感謝祭の翌日、残り物で再現した感謝祭プレート💦

 

感謝祭の食事って、結局は、後日、残ったもので作るサンドウィッチが一番のご馳走だと思っている。実際、ターキーよりもこのサンドウィッチを1番楽しみにしている人の方が多いと思う。

ターキー、マッシュポテト、スタッフィング、クランベリーソースを、マヨネーズを塗ったパンに挟むだけのサンドウィッチ。これが最高に美味しいのだ。😋

 

感謝祭以外は、家族3のリクエストで、くら寿司に行ったり、ダイナーでブランチを食べたり、外食が多かった感謝祭ウィーク。

 

家族2夫妻も合流して、カフェでみんなで朝食。

 

ホリデーが終われば、また夫婦2人きり。ちょっと一息入れようと、カフェでランチ。

食事中、早く孫を抱きたい夫は、始終嬉しそうに、どんなグランパになろうかシミュレーションしていた。

確かに、来年の今頃には初孫ちゃんがいるハズだから、新たな感じで賑やかになるだろう。こうして世代交代しながら、人類は続いていくのだなぁ〜と、何だかひどく実感してしまった。

今はひたすら、ママとベイビーが健康で出産に臨めることを祈るばかり。

 

 

 

それでは、キッチン・リフォーム関連の話題を。

 

オーブンは、私が長年憧れていたLa Cornue社のオーブンを購入することを初めから決めていたので、悩まなかったのだが、電子レンジをどうするべきかは、夫婦間でもなかなか合意に至らなかった。

ただ夫的には、今までほぼ温め専用で使って来た電子レンジより、最新のスチーム・オーブンに興味があって、それなら、今まで使っていた電子レンジは地下室のバーに置いて、新しいキッチンにはスチーム・オーブンを置くことにしよう、という結論に至った。

私としては、La Cornueのオーブンの両サイド(=2つのオーブン)+スチーム・オーブンで、計3つのオーブンを使えることになるから、パーティーなどではメイン、サイド、デザートと同時にオーブンで調理できるのは、まさに夢のような話。

 

夫が選んだのは、Fotile社のビルトイン型のスチーム・オーブン。

早速、蒸し物や解凍に大活躍。特に、煮物の根菜の下処理だったり、冷凍のお魚のボイルなど、ふっくらと固くならずに仕上がるので、とても重宝している。

ただ、お掃除がちょっと大変で、面倒臭い。

使用後の水滴拭き取りはマストで、それは良いのだが、水質のせいかカピカピに汚なく変色してしまうのが気になる。

このセンターのテーブルが直ぐに汚れて、キレイにするのがちょっと大変なのだ。

オーブンにはお掃除モードがプログラムされていて、水蒸気で汚れを落とすのと、熱でこびりついた汚れを焼き落とす2つがある。

何とかキレイになった。😅

 


雪が降った翌日、キレイな晴れ日となった。

気温も2、3℃と暖かく、お日様が出ているだけで身体中の細胞が喜ぶ感じ。😭

喜んだのは私の細胞だけでは無い。

この日は、お昼頃から夕暮れまで、我が家の裏庭の雪が溶けて芝生が現れた場所に、2頭の鹿がずっと日光浴をしていた。

あまりにも穏やかな光景に、私も何度となくキッチンの窓を覗いては、ただただ日光浴を楽しんでいる鹿たちに癒してもらった。こういう時間が贅沢だな、と思う。感謝。

鹿🦌、見えるかな?

 

 

今週には、今度はクリスマス休暇で、再びフロリダから家族3が戻ってくる。

彼のベッドシーツをフランネル地のものに換え、クリスマス時期なのでクッキーも焼いた。準備はOK!

 

2025年が間も無く終わる。

 

My Kind of Minecraft

 

なんちゃってミュージシャンな家族1が、フランスのとある場所で初ソロ・コンサート・デビューを果たした。(と言っても、とっても小規模😅)

恩師たちや現地のパトロン達には「あなたのファミリーは来てくれるのかしら?」と聞かれたらしいが、庶民なアメリカン・ファミリーがそうそう気軽にフランス🇫🇷に行ける訳がなかろう。😇 ひたすら遠いアメリカの地から、成功を祈った。笑

 

毎年夏にお世話になっているホスト・ファミリーのお父さんが、今回もわざわざ空港までお迎えに来てくれたとのこと。ありがたい〜。

↓ 家族1から送られてきた画像。

小規模ながらも、コンサートは会場がフルハウス(満員)だったらしく、とても盛況だったとのこと。

才能溢れるミュージシャンと言われるレベルからは程遠い家族1だが、いつも周りの方々の応援や支援で何とかここまで来れた。本当に感謝しかない。

そして間も無く、家族1の演奏をレコーディングしたものを、NYの地元のラジオ局で流してもらえるらしいので、これを機に、少しでもお金の稼げるミュージシャンへと近づけるよう、願ってやまない母である。

 

 


さて、インテリア・デザインには、実に様々なスタイルがある。

先日、Instagramで、一連の部屋のインテリアを見ながら、その部屋のデザイン(スタイル)を回答していくというクイズ形式のポストがあった。

素人ながら、自分では結構知っていると自負していたが、クイズをしてみたら、ちょっと混同していたり、知らないスタイルもあって、かなり面白いポストだった。

 

そんな前振りはともかく、自分的には食指の動かないデザインの1つに、Southwestern(サウスウェスタン)なスタイルがある。

簡単にSouthwesternスタイルを説明すると、シンプルで自然な素材を使って、砂漠にインスパイアされた暖かな色味に溢れたデザインが特徴。

テラコッタのオレンジ色とか砂の色とか、そういう暖色系に、ターコイズの鮮やかな青色とか幾何学模様とか、正にアメリカ南西部!という感じのデザインだ。革製品や織物だったり、ネイティブ・アメリカンの文化と植民地時代の古いスペイン文化が融合したような感じ。

とてもステキなスタイルだとは思うのだが、自分の家に使いたいスタイルでは無いかなと。

 

で、前にも書いたかも知れないが、私はカーペット選びが下手だ。何度も、自分のイメージとは全く違うカーペットを購入してしまい、(やっちまった‼️)な失敗をやらかしている。

いや、カーペットだけでは無い。布地を選ぶ時にも必ずヘンテコなチョイスをするので、何だろう、結局は色の選択が上手くないのだと思う。

 

 

今回は、ダイニング・テーブルの下に敷く、大きなエリア・ラグの選択に苦戦した。

白状すると、既に1枚目を購入していて、その時に失敗している。そのラグ、売り残りセール品みたいな格安なお値段だったので、こんなに安いなら失敗しても悔いは無いかな❓とテキトーに購入した結果、案の定、その微妙な色と柄に後悔してしまった。キッチンと続いているダイニング・エリアには合わないのだ。🫠

格安なお値段と言っても$500はしたので、素直に夫に報告((๑˃̵ᴗ˂̵)テヘペロ)、とりあえずそのラグは地下室で使うことにし、新たなラグを買い求めたのが2週間前。

そして、ようやく大きなボックスで届けられた。

感謝祭前に配達してもらってラッキー✌️と喜びながら、箱からヨイショヨイショと取り出して、大きなラグを広げてみた。

いや、色や柄は完全に好みだから、全く不満は無いのだが、果たしてこのダイニング・エリアに合っているのか?と言われると、微妙なのだ。微妙なのだ!(不安げな表情の野獣2。笑)

不満は無いが、ちょっと不安な結果である。😇

WEBサイトで見た以上に、想像していた以上に、実物はSouthwesternなデザインで衝撃を受けた。

仕事を終えて帰宅した夫に、「え!?どうしたの、このsouthwesternな感じ!?」と言われるかもなぁ〜と覚悟しながら、彼の帰宅を待った。

ようやく帰宅した我が夫。ラグを見て放った第一声は、

「え?Minecraft(マインクラフト)?」

 

 

 

 


ちなみに、こちらのラグは、洗えるラグで今アメリカでは大人気の、Ruggableから購入したモノ。

まあ、Minecraft発言には撃沈されたが、夫も大いに気に入ってくれたので一安心。これからの10年くらいは一緒に生活する訳だから、結局、好きなモノに囲まれるのが一番経済的である。

 

 

ビフォーはこんなキッチンだった。

 

オーブンの後ろの壁を取り払って、その向こうにあったダイニング・ルームと合体させた、オープンキッチンへ。

 

アフター。

 

 

 

ようやくリフォームしたキッチンで、既に私たち夫婦には密かなバトルが勃発している。

アイランドに、郵便物やら手袋やらを置きたい夫vs.絶対に花瓶以外のモノを置きたくない妻。

↑ 夫婦の戦場。

 

そういえば、先月の終わりは感謝祭ウィークだった。

感謝祭前に、既にホリデーのデコレーションを終わらせおいて良かった。暖炉のデコレーションにいたっては、毎年のことなので、わずか15分程で完成。

感謝祭については、また次回にでも書こうと思う。

 

そうそう、ブログを書こうとPCをONにしたら、起動せずに、いわゆる、Blue Screen of Deathになった。

\(^o^)/オワタ

昨日、ダークアリズンの黒呪島をプレーしていた時は何とも無かったのに...。修理に出さないとダメなのか? クリスマス前だと言うのに〜💦

 

 

と言うことで、スマホからの投稿になります。PCとは仕様が違うので、見にくい所などがあるかも知れませんが、どうぞお許しを。🙇🙇‍♀️

 

 

 

Slow down, Rudolph!

 

ハロウィーンの翌日、街中が一気にクリスマス•モードになった、今月初め。スーパーマーケットやモールは勿論、小さなお花屋さんやアイスクリーム屋さんのショーウィンドーからカボチャ🎃やお化け👻は完全に消え、見事なくらいに赤や緑のクリスマス・カラーに様変わり。

まだ秋の大イベントである感謝祭が控えていると言うのに。

 

オーナーと顔見知りの可愛らしい雑貨屋さんに立ち寄ったが、そこもすっかりクリスマスのワンダーランドみたいな装いになっていた。

キラキラ輝く店内で、感謝祭の雑貨はセールの棚の直ぐ横に、申し訳ない程度に置かれていた😅

 

もう既に始まっているクリスマス商戦の波🌊に急かされて、我が家のキッチンの窓際にも、ツリーを飾った。

ツリー系が好き♪



 

そして、先週の頭にはもう、1番大きなクリスマス・ツリーを引っ張り出してきて、少しずつデコレーションを始めている。

「今年はいい加減、(ギフト以外の)クリスマス商品は買わなくて良いかな」と、毎年思うのだが、毎年何かしら買ってしまう。病気だ。笑

早速、今シーズンに購入したオーナメントやプレゼント



今年もあと1ヶ月ちょっと。

 

 

さて、最近、立て続けに大きなイベントがあって、忙しくてあまりブログ用の写真も撮れなかった。

 

 

とりあえず、イベント#1。

この8月に結婚式を挙げたばかりの家族2夫婦。

小さなアパート住まいの彼らから、お嫁さんのバースデイのパーティーに我が家を使いたい、とお願いされたのが9月の終わり頃。招待したいゲストは20人。

おーい💦💦💦

でもまあ、リニューアルしたキッチンは無駄に広くて、地下室のバーもあるし、家族2の友人たちはみんな血の繋がらない甥っ子みたいな感じなので、即OKしたのだが。

パーティーの前日までペンキ塗りやら片付けに追われ、夫も私も完全にout of gas!

おまけに、まさかのディナーの準備まで任されていたので、これは本当にキツいイベントだった。🫠

 

ということで、豚肉(5キロ)と牛挽肉(3.5キロ)、チキン・ウィングを50本ほど買い込んで、メインに、pulled pork(柔らかくほろほろに煮た豚肉を裂いて、BBQソースと混ぜて食べる)、コテージ・パイ(シェパーズパイのビーフ版)、ガーリック・チキンウィング、そして人気のあるシュウマイを作った。

バースデイ・ケーキ🎂は、コストコのチーズ・ケーキ💦

「マム、全部コストコのご飯で良いんじゃない?」と、家族2には言われたが、私はそれが出来ない(したくない)性格なので、作るという選択肢しか無いのだ。😅

豚肉ドーン



焼き目をつけたら、あとは低温で半日煮込む。

 

パーティー中。

 

実はこのパーティー、お嫁さんのバースデイともう1つ、大事なお祝いがあった。

何と、家族2夫婦にハネムーン・ベイビーができたのだ。😳😳😳😳😳😳😳

それをサプライズで、彼らの仲良しの友人達に知らせたかったので、パーティーを計画したという訳。笑

 

と言うことで、ワタクシ、来年の5月にグランマになります。🥰

 

お嫁さんは、結婚する前から早くベイビーが欲しい!と切望していて、一方の家族2は、まだ2、3年は夫婦の時間を大切にしたいと言っていた。なので、まあ、来年から再来年辺りに、妊活するのかな?と思っていた。

でも、欲しくても授からないご夫婦が沢山いる中、まさかの超スピードで新しい命を授かったことはミラクルだ。ハッピーなことこの上ない。何でも、厳密に言うとハネムーンから2週間後くらいの事らしいが、それでも、あまりの早さにみんなが衝撃を受けた。笑

 

そして、パーティーの1週間後、家族2夫婦はベイビーの性別発表パーティを催し、女の子が生まれることを知った。👶❤️

女の子!これは今からショッピングが楽しみだ。🥰

 

 

イベント#2

ベイビーの性別発表パーティーの前日、NYから家族1夫婦が、地元の仲良しカップルの結婚式に出席するために週末だけ戻って来た。

何と、家族1の旦那さんと家族2のお嫁さんのバースデイは、まさかの同じ日。この偶然にはビックリ。

という訳で、今度は、家族1の旦那さんのバースデイ・ディナーに、ビーフ・テンダーローインを焼いた。

疲れていて辛うじて撮った写真💦
貧相なプレートですみません笑



 

お料理が好きな旦那さんなので、STAUBのお鍋をプレゼント。大喜びしてくれた。

Happy birthday!



ファミリーとは言え、ゲストを迎える準備も何気に大変だ。寝具の用意やらバスルームの掃除やら、次から次へとやる事が重なっていく。

 

その他には、仲良しおばさんグループを招いたり、夫の元同僚の独身おじいさんをディナーに迎えたりと、自分でも結構頑張ったと思う。😅

まあ、沢山ゲストを呼べるようリフォームをした感もあるので、こんな風にみんなで楽しく出来るのは嬉しい。

 

 

イベントも終わり、ようやくゆっくり植物たちのお世話が出来るようになった。

忙し過ぎて気付かなかったが、家の中で育てているレモンの木に、小さなレモンが付いていた。🥹

ライムの木にも沢山の花が咲いているので、そのうち実になるのだろう。🍋🍋‍🟩

大きくなりますように!



 

野獣の向こうのプランターがレモン(右)とライム(左)
花がたくさん!

 

 

 

それでは、キッチンのリフォーム記録を。

 

シンクは2つ付けたのだが、prepシンクには泣かされた。

トラブル続きだったシンク。



壊れて届いたシンクと蛇口。

モロッコから届いたオールドファッションな真鍮の蛇口は、注文してから1ヶ月以上待たされた上、やっと届いたと喜んだら、捻って水を出すその栓の部分が完全に壊れていた。

返却して、新しいモノが届くまで、また更に1ヶ月以上の待ち時間。

 

その間、仕事を進めたかった職人M氏が、蛇口のデザインを確かめもせずに、穴を1つど真ん中に開けてしまった。いや、蛇口は2つあるのよ。😡

激怒の夫を宥めながら、真ん中の無駄な穴を真鍮の栓で塞ぐことに。

塞いだ穴を見るたびに気分は↓



 

そうそう、とても便利なモノを発見。

シンクの手前、水が撥ねたり、お鍋やフライパンをガチャガッチャと当ててしまうこともあるため、石材のシンクを傷めないよう、シリコンのガードがあるのだ。大きさも様々で、お値段もお安く、これは重宝している。

便利グッズ



 

 

こちらは、洗い物専用シンク。

ノー・トラブルか!?



珍しくトラブルが発生していない!と喜んだのも束の間、キャビネット会社と職人さん達の双方で、シンクのデザインをチェックすることなくキャビネットを雑にカットされてしまった。ファームハウス・スタイルのシンクだから、シンクのエプロン(前部分)で隠れるとでも思ったのだろう。

素人仕事か?みたいな仕上がり💦

 

 

本当に、全ての工程でトラブル(人災)が発生するので、地下室のリフォーム時同様、今回も最後の方には「あとはもう自分たちで出来るので、契約終了でお願いします」と、夫が通告していた。笑

でも、その頼みの夫もADD炸裂型なので、恐らく10年以上経ってもプロジェクトは終わらせられないだろう。

なので、私的には完全に詰んだ感じ。😇

まだリビング・ルームのリフォームが残っているのだけれどなぁ〜。

とりあえずの完成図。



 

 

先日、郵便物をチェックしていた夫が、おお!と声を上げた。何事かと思ったら、手にしていたのは、北米では人気で大手の建築関係の企業のカタログ。

表紙のモデル・キッチンのデザインが、何気に我が家のキッチンと似ていたらしい。

ファーガソンのカタログ表紙。



バックラッシュのタイルの種類や貼り方、黒い窓枠、ゴールドのアクセサリーなど、カタログの表紙はコンテポラリーなデザインだが、確かにちょっと似たような感じ。

ちょっと似ているかも?



 

 

そう言えば、夫に頼まれて、シュークリームを作った。老人バンドに差し入れだ。

オーブン最高!



しかし、ここでも問題発生。

夫に買ってきてもらった生クリーム。スーパーの自社ブランドのモノで、賞味期限は来年の2月。

事前に味見をしなかった私も悪いのだが、炊いて冷ましたカスタードに、ホイップした生クリームを混ぜて味見したところ、嫌な苦味が口に残ったのだ。

カスタードは最高に濃厚で美味しかったから、問題は生クリーム!?と思い、残っていた生クリームを味見したところ、完全に苦くてスポイルしていた。

😫😫😫😫😫😫😫

夫は即座にスーパーに苦情を入れ、スーパーの本社にも連絡していたが、私の労力と大量の卵が完全に無駄になってしまった。😭

 

 

はぁーーーー。

とにかく全てにおいて、大雑把というか、粗野というか、ひたすら雑というか、未だにアメリカの質の低さには疲れてしまう。いや、逆に、日本の質の高さが特殊なのかも知れない。🫠🫠🫠🫠🫠

だからといって、アメリカン・クウォリティーで満足する人間にはなりたくない!と改めて思った2025年の終わり。

 

 

 

Love of Wallpaper <bathroom>

 

前回は、キッチンに貼った壁紙を紹介したが、今回は玄関近くにあるトイレに使用した壁紙のお披露目である。

 

とりあえず、トイレのビフォーはこんな感じだった。

25年前のマイ・デザイン笑



そう、25年前も、壁紙を使っていた。笑 私の壁紙愛は深いのだ。

当時は、イタリアン・ラスティックなデザインを気に入っていたので、ハーレクイン柄をチョイス。こうして改めて見ると、どことなくひと昔前のイタリアン・レストランのトイレの様な雰囲気がある。笑

ごちゃごちゃ感💦



 

早速、トイレのリフォームがスタート。

まずは、職人さんに古いトイレを撤去してもらい、床の張り替えをしてもらった。後に、床にはペニー・ラウンド・タイルという1ペニー程の大きさの丸いタイルを敷き詰めてもらうことに。

リノリウムの床を剥がして、その上にタイル。

 

25年間、一体何人のお尻を支えてきてくれたのか。
トイレよ、ありがとう!お疲れ様でした!



次に、新しいシンクを設置してもらい、あとは私たち夫婦で壁紙を剥がし、壁を養生し、プライマーを塗装。

 

新しいシンク。

 

天井には、シップラップの板を貼った。我が夫があっという間にやってくれた。😲😲😲 グッジョブ!!

シップラップの天井LOVEな夫婦。



 

シンクの上の照明も交換することに。

壁紙に合うよう、シンプルで、何となくnauticalな感じのモノをチョイス。ただ、前の照明部分に設置しただけなので、思ったよりも高さが無く、縦長のミラーがギリギリはまった感じ。これは失敗💦

シンプルな真鍮ライト。



 

 

とにかく壁が整ったので、いよいよ私の出番である。

今回使用する壁紙は、1番最初に一目惚れしたミューラル・タイプの壁紙。


キッチンで使用した壁紙は、House of HackneyのForis なんとかというものだった。

今回は、House of Hackneyと同じくらい大人気の、”Mind the Gap”というブランドの壁紙。

ここ20年くらい、インテリア・デザイン界では、とにかくニュートラルな色使いとミニマルなデコレーションが圧倒的に人気だったが、私が話したタイルのデザイナーさんによると、ここ数年で大胆な色使いがトレンドに戻ってきているそうだ。壁紙も同様に大きな支持を集めているらしい。

確かに、ニュートラルはシンプルで良いが、どこもかしこもそうだと食傷気味になってくる。

特に人気だったのがグレー。グレーは大流行して、一時期、ミレニアル・グレーと呼ばれていた。壁はもちろん、キャビネットにもグレーが使われていた。元々、グレーは好きな色ではないので、私は極力グレーを避けたデザインを目指した。

 

でもまあ、自分が好きなようにデザインするのが1番飽きがこなくて楽しいと思う。どうせ全てが古くなっていくのだ。流行も結局は、ぐるぐる回り回る訳だし。

 

そんな訳で、私が選んだミューラル・タイプの壁紙。

入り口から見える正面の、1番大きな壁から壁紙を貼っていった。

おお~ how dramatic!

 

ワクワクしながら壁紙を貼っていった。が、トイレはとても小さなスペースなので、途中から次第に、余りにもブルーが過ぎるのがちょっと気になってきた。何だろう、暗いのだ。冷たいのだ。

ということで、どうせ古くて汚れた入り口のドアーとクローゼットのドアーの色を塗り替える予定だったので、無難な白を予定していたが、ここは思いっきり遊ぶことにした。

選んだ色は...

 

 

 

 

 

 

赤。

Heritage Red

Benjamin Mooreの"Heritage Red"という色。

この赤が、渋くもなく、明るくもなく、昔のアメリカ・コロニアル時代に人気のあった赤色ソックリだった。私は気に入ったのだが。

最初から爆笑していた夫。

野獣たちの散歩で、消火栓を見つけた時なんて、写真を撮っては「これ、君のドアーだ!」と大笑い。おい。

微妙に違う赤ですが・・・。

 

ただ、そのあと調子に乗って、ドアー枠を黄色(壁紙にも黄色が使われていたので)にペイントしてみたら、LEGOワールドみたいになってしまったので、大慌てで白に塗り直す羽目に💦😱

レゴかw



 

壁紙が貼り終わったら、モールディング(廻り縁)も付けてもらった(夫に)。

モールディングでフィニッシュ感UP!

 

その後は、いよいよアクセサライズ。小物などの雑貨で飾っていく。

トイレットペーパーのホルダーや、ティッシュ入れ、タオル・バーなどのハードウェアは、夫の両親から夫がずっと昔に貰ったモノを引き続き使うことに。もうかれこれ35年くらいは使っていると思う。

ゴージャスなスワンのタオル・バー。

 

デコレーションの最終段階。

カリフォルニアのアーティストさん手作りの、カモメのモビールを吊り下げた。壁紙にもカモメが沢山飛んでいるのだ。

カモメ~が飛んだ~~♪(古っ)

 

ミラーの上のスペースがちょっと寂しかったので、熱気球を吊り下げてみた。

照明の位置が低すぎて、ミラーとごっつんこ。

 

赤いクローゼットのドアーにも、ずっと昔にアーティストさんから購入した鳥の作品を掛けてみた。

アーティストの作品。

 

 

トイレではあるが、何となく異世界に来た感覚で楽しみたかったのと、美術館っぽいエレガンスを演出したかったのだ。トイレだけれどw

閉ざされた小さな空間だからこそ、ちょっとの楽しいを詰め込みたかったのはある。

 

 

こちらが完成画像。

完成。

 

異世界トイレ。

 

 

ちなみに、ミラー🪞は、家を建てた時に購入したモノだから、25年も愛用している。結局、お気に入りは何十年経ってもお気に入りなのだ。

 

遊びに来てくれたおばさんグループにも、このトイレは大好評だった。笑 「違う世界に行ったみたい~」と皆さん大笑い。

結果的に、夫いはく、今回のリフォームで一番お気に入りの場所がトイレとのこと。笑笑笑

でもそうでないと困るのだ。壁紙に凄いお金を掛けたからね💦💦💦

こんなに小さなトイレのスペースだが、使った壁紙は5ロール。シンクやトイレよりも、一番壁紙が高かったのだ・・・\(^o^)/オワタ

 

 

次回は、キッチンの色々な細かな部分を失敗談と共に紹介していきたい。😇

 

 

 

Love of Wallpaper <kitchen>

 

どの部屋のmake overにも言えるのが、デザインの方向性の決め手となる、色だったり、柄だったり、モノ(家具やデコーなど)が存在することだ。

一目惚れしたタイルや、エアルーム的な家具があったり、単にトレンドな色を使いたいなど、その部屋のデザインの鍵となるモノがあると、どんなデザイン・スタイルにすれば良いかが自然と見えてくると思う。

あとは、キュレーションを作りながら、色や質感などを、ジグソーパズルの様にああでもない、こうでもない、と決めて行けば良い。

キュレーションを作るのも大きなポイントだろう。

 

今回のキッチン・リフォームで、そんなデザインの鍵となったのが、私が長年欲していたフランス製のオーブンと壁紙である。

 

ちなみに、昔から私は壁紙が大好きだ。

貼っていくだけで、ペイントには無いドラマティックな演出が可能なのだから、楽しい!感覚しかない。

 

 

一番最初に気に入った壁紙

この壁紙を使いたい!と思ったのだが、ミューラル・タイプなので、柄がリピートしている訳ではないから、床から天井まで使える所でないと、ほぼ無駄にしてしまう。なので、キッチンには断念。

 

 

典型的な花柄も考えてみたが、却下。



 

最近のトレンドは、やはりミューラル・タイプで景色柄。



色々と悩んだ結果、ハイエンド・ブランドで今大人気の、House of Hackneyというブランドのこちらの壁紙にした。この壁紙1ロールのお値段が、庶民の私からしたら吐きそうになるくらい高いのだが、夫が何故かそれでいいよ!と、気前良くOKしてくれたので。笑

グリーンが好きな私にはどストライクだった。

こちらに決定。

 

キュレーションで他の素材との色を合わせる。



 

キッチンがほぼ完成したので、ようやく壁紙を貼れるようになった。

壁紙貼りは私の仕事なので、ドキドキしながらスタート。

いつも1枚目が大事なので、曲がって貼ることのないよう細心の注意で貼り始めた。

1枚目が大事。

 

2枚目。

 

3枚目。

このブランドの壁紙の特徴は、1ロールが4枚構成になっていて、パターン1,2,3,4と予めカットされていたのが良かった。そして、パターン1と3、2と4が同じ柄なので、途中で足りなくなっても、パターン2を4で代用できたりで、何気にユーザー想いなデザインだった。

ちなみに、ペーストを壁に塗りながら貼る、オールドファッション・タイプな壁紙。私は、シールの様な仕様になっている壁紙が苦手なので使わないようにしている。あれは、1度貼ってしまうと、後から壁紙の位置をずらすなど、微妙で細かな修正が出来ないので失敗する確率大なのだ。

 

壁紙貼りは楽しい。

 

キッチンの片側の壁、終了。

このジャングル感が堪らない〜〜😆

 

次は窓のある、対面の壁。



 

レーザー・レベルを使いながら1枚目。



2枚目からはラク。

 

終了!



まだまだ壁紙が余っていたので、パントリーのキャビネットの上段、ガラス張りのドアーのバックにも壁紙を貼ることにした。

ビフォー。壁紙無し。

 

アフター。壁紙有り。



 

棚を戻して、完成。


結果的に、計5ロールを使用。

 

 

お気に入りの雑貨を置いて。

House of Hackney



次回は、バスルームの壁紙貼り。

こちらも、ドラマティックだ。(お楽しみに~!)