My Rustic Style

好きなデザインで、お気に入りの空間作り。

Lazy Summer Days

 

夏になると、花火や爆竹のパンパン爆ぜる音が聞こえてくるの。僕たちはあの音が大の苦手で、ブルブル震えながら家の隅っこで夜を過ごすんだよ。

家族たちに慰めらている野獣2

 

 

いつも隠れている野獣1。
ソファーの下に隠れているつもり。



 

未だに地下室用のサイドテーブルやらオットマンなどの家具を探し求めて、車でいくつものタウンを彷徨っている。

ネットでも買えるのだが、なかなかこれだ!と思うものが見つからない。いや、というか、自分がどんなデザインのモノを求めているのか曖昧だから、見つけられないのだと思う。更に突っ込んで言えば、ゲストを招いたり、家族でバーを楽しむなど、未だにフル活用出来ていない放置状態の地下室なので、結局、今の時点ではどうでも良いのかも知れない。

夏だし、そろそろ、自宅バーでも始めてみようかなぁ。

 

そんな訳でジプシーの様に色々なお店を彷徨(うろつ)いているのだが、先週も、よく行くお気に入りのナーサリーへ立ち寄った。ナーサリー(園芸店)なのに、大きな家具や雑貨、アンティークなんかも扱っているのだ。

そこで、こんな本が売られていた。 

Living in Japan

 

美しい日本の建築芸術を集めた写真集。

その他の国のバージョンもあったから、世界建築シリーズみたいな写真集なのだろう。

日本版には、典型的な書院造りや土蔵から、お洒落でシンプルなラインの現代建築まで、かなり広い範囲で日本の家の形が美しい写真でまとめられている。

地下室のサイドテーブルやオットマンの上に置いたら、パーフェクトなインテリアになると思い購入した。(ただ、肝心のサイドテーブルやオットマンはまだ無いのだけれど。😇)

あとは、このお洒落な日本建築の写真集の存在が、巨大なミューラル(壁紙)のせいで銭湯化しつつある地下室の雰囲気を、もっとこう、いかにも建築美術を考慮してデザインしましたよ(実際は全然考えていませんが)みたいな、高尚な次元に高めてくれるのではないか、という邪な目論見もある。まあ、日本を知らないアメリカ人には充分だ。

 

家具は増えていないが、ちょこちょこと小物雑貨は増えている。

カッティングボードや細身のミラーなど



 

そう言えば、我が家もようやくキッチンのリフォームを始めるので、早速、夫が4業者さんとアポを取ってくれた。夫の親友夫妻が去年キッチンをリフォームし終わっていて、彼らが雇った業者さんもいるし、右隣のご近所さんが今まさにキッチンのリフォーム中で、彼らが紹介してくれた業者さんもいる。あとの2社は、夫がネットで調べてくれた大手の業者さん。

今週既に2業者さんが家に来てくれて、キッチンの間取りやら大きさなどをチェックしていった。

その時に、家の中の配管状況を確認するため、業者さん達が必ず地下室を見るのだが、1社のデザイナーさんが我が家の地下室のバーを見て、「この雰囲気、数年前に食事をしたNYのプライベート寿司のお店にソックリですよ!」と喜んでいた。なんでも、日本人寿司シェフが、プライベートのみでゲストにお寿司を出すという超高級店らしい。

つまり、我が家の地下室が寿司バー風に見えると言うのは、あながち間違いではなかったのだ!笑笑笑🤣

寿司バーといい、銭湯といい、もういっそ「すし」とか「ゆ(湯)」の暖簾でも地下室の入り口の壁に掛けておこうかな。

 

 

 

久しぶりに、隣町のアンティーク店にも立ち寄った。

このspookyな感じが堪らない

 

アンティークもあれば、ビンテージもあるし、アンティーク風な雑貨もある。目利きは大変だ。

今回、本気で買おうか迷ったモノがあって、それは1940年台のビールの看板。バーガー・ビールというビール会社のもので、オーナーさんの話によると、オハイオ州のシンシナティにあるらしい。

ネオン看板なのでライトが付く

 

1940年代のもの

結局、サインは買わなかった。とりあえず、シャーロック部屋やキッチンのリフォームが終わってから、インテリア・デザイン的に合うかどうかを見てからかな。

 

 

そう言えば、我が家の観葉植物の増殖が止まらない💦 最近、プロパゲーション・ステーションを作らないと追いつかないかな?なんて本気で思っている。

たくさんの植物とお洒落に、かつ上手に暮らしたいので、大好きなヒルトン・カーター氏の本を再び読み直し。

 

植物のケアから飾り方まで書かれてある。

 

観葉植物🪴のバイブル的な。



 

 

 

さて、シャーロック部屋のリフォームだが、全く進んでいない。私のやる気が逃亡中。

本棚を取り外し、壁紙撤去。



 

壁紙を剥がしたら、ペイントが剥がれて、その前のペイントの色が現れた💦💦💦

トーマス・ブルー

そう言えば、夫がオフィスとして使った後、機関車トーマスにどハマりしていた家族たちのために、トーマス部屋を作ったのだ。すっかり忘れていた笑

木製の線路を繋げて遊べる大きなトーマス用のプレイテーブルを置いて、コンダクター(車掌さん)の格好をした家族たちが一日中遊んでいた思い出が。

 

その後は、落ち着いたアイボリー調の色にペイントし、ブックルーム/ゲストルームに。その後に、シャーロック部屋へと模様替え。

家族の成長と共に、部屋も成長した。

 

 

私が子供の頃に読んでハマった本は、家族たちにもマスト・リードとして読ませた。『指輪物語』はその中の1冊。未だに家族たちのお気に入りらしい。映画にもなったしね。

壁にも指輪の仲間たちが。

 

実はシールだった件。

シールも撤去。

 

 

壁紙を剥がし終わったら、壁の養生。釘穴や凹凸部分にドライウォール用のパテみたいなものを埋め込んでいく。

結構悲惨な状態だった💦



 

棚を取り付けてあった部分の穴も修正



 

 

 

 

久しぶりにパンを焼いてみた。ツナとチーズとオニオンの惣菜パン。ほぼ1日で無くなる。😩

もう少し大事に食べてくれー😭



 

確実に、日本語が書けなくなっている件。

イカ飯(と言っても、単にイカの炊き込みご飯だけれど)を作って、残りを冷凍する時に、”飯“の漢字を思い出せなかった。どう頑張っても、飲にしかならないのだ💦

諦めた瞬間。

日本語を忘れていき、英語も中途半端なままで、既に人生の半分以上をアメリカで過ごしている自分は、何気にアイデンティティ・クライシスに直面している。笑