今年の2月後半から始まった、我が家の地下室のリフォーム。リノベーションと言った方が正しいのかも知れないが、3ヶ月で完成する予定が、結局、その3倍もの時間を要した。
およそ1年の3/4もの長い期間、ずっと家を開放し、野獣たちの行動を制限し、その間絶えず何人もの人々が出たり入ったりする訳だから、流石にキツかった。
と、こんな風に書いたら、「でも遂に完成しましたよ、地下室のリフォーム!😭」みたいな流れが来そうな感じだが、いやいや、業者のおじさんは今週も、来る気満々である。😇😇😇
そうは言っても、流石にholidayウィークなので、工具や資材は完全に撤去してもらった。
おじさん達が撤収していった金曜日、待ってました!とばかりに、クリスマス・ツリーを飾り始める。
お気に入りのオーナメント。これ1つで、$48🫠Anthropologieにて。
しかし、このツリーも満足いくまでは飾り付け出来ず。
とりあえず、ある程度飾っておいて保留。
今回の地下室のリフォームで、胸を張って(?)言える失敗が、こちら。灯取りのためのステンドグラス。グレイト・アイデアだったが、購入していたステンドグラスは、典型的なトラディショナルなデザイン。もっとコンテンポラリーなデザインにするべきだったと、今になって大反省。😫
小さくても、とりあえず光は入って来るのでOK!
地下室用に買い集めていた物たちが、ようやく日の目を見ることに。
こちらはワイン・ラックなのだが、faux(フォー=“造りもの”)のプラントを入れてオブジェクト風に。
他には、Yogiboだったり、川瀬巴水ら木版画プリントなどが待機中。
日曜日は、2部屋の壁紙貼りをした。
先ずは、家族の部屋の模様替えで、『指輪物語』(ザ・ロード・オブ・ザ・リング)を意識したミューラル風のこちら。
家族が自分で選んだ。
私が子供の頃に読んで大好きだった指輪物語が、映画化されたのは2001年。もう22年も前のことだ。まだ一番上の子がベイビーの時である。
当時、映画公開日がクリスマス直前で、私たち夫婦の結婚記念日に重なっていたこともあって、映画シリーズが終わるまでの3年間は、レストランで食事をした後に公開されたばかりのThe Lord of the Ringsを観に行くのが、結婚記念日のお祝いスタイルだった。
なので、必然的に、家族たちにも指輪物語は読ませたし、彼らは映画を観ながらも育った訳で、未だにそのchildhoodなメモリーが沢山詰まったファンタシー・ワールドから抜け出せないのかも知れない💦
壁紙を貼った壁は、これも家族のリクエストでグリーン。ただ、四方の壁をこの強烈なグリーンにペイントするのは恐ろしかったので😨、他の壁は落ち着いたトープ系ブラウン色にした。
それにしても、あまりにもグリーンが過ぎる💦
∴∵∴ 🎀 ∴∵∴ 🎀 ∴∵∴ 🎀 ∴∵∴
指輪物語のトリビア。
物語の続編の終わりには、エルフしか行けない“至福の地”へ、指輪所持者であったビルボ・バギンズ、フロド、そのずっと後にはサムワイズも渡航を許され旅立った訳だが、実はもう1人、渡航を許されたエルフではない人物がいる。ドワーフのギムリである。
エルフ族とドワーフ族には世代を超えた長い長い因縁があって、故に、指輪の仲間となったエルフ族のレゴラスとドワーフ族のギムリは、当初は犬猿の仲であった。(現代で例えると、パレスティナ軍アラブ人の兵士とイスラエル軍ユダヤ人の兵士が、同じ戦闘チームに配属された感じ。) しかし、指輪をめぐる旅を通して、この2人は無二の親友となるのだが、晩年、レゴラスは、ギムリが行けないのなら自分は至福の地へは行かないと言い出す。結果、エルフ族は特例でギムリに渡航許可を出した。こうしてギムリは、エルフ族の至福の国へ足を踏み入れた唯一のドワーフになったのだから面白い。笑 最後に、年老いたギムリとレゴラスが一緒に船の帆を上げて出帆する描写が何とも微笑ましい。
∴∵∴ 🎀 ∴∵∴ 🎀 ∴∵∴ 🎀 ∴∵∴
そして、もう一つの壁紙貼りは、地下室用の和風壁紙。
遂にお目見え。なかなか圧巻である。
画像では白けている感じだが、実際はもっとカラフル。
ただ、今は壁紙を貼っただけの状態なので深みは無いが、壁紙の周りには木製のslatsを貼る予定なので、それが完成したらゴージャス感は増すと思う。Dry Garden(枯山水)も設置するので、完成にはまだ遠い...。😑
月曜日の今日も、午後からおじさん達2人が作業に来た。
午後6時になっても、地下室からは大きなハンマーの音が響いてくる。