やけに寒かった4月が終わり、いよいよ5月に突入。
5月に入ると、途端に『初夏』という雰囲気に切り替わる気がする。私だけだろうか?
だから、何となく思い付きで冷やし中華を早々に作ってみたのだが、冷たいモノを食すると、まだちょっと体の中が冷えてしまう感じで早過ぎたか。😇
さて、先週末は、地下室の壁のムラ塗りや汚れの修正する予定だったので、面倒臭い気持ちを何とか抑えて、夫婦揃って地下室へ直行。
夫がライム・ウォッシュ・ペイントを用意している間、Yogiboに座って野獣2と寛ぐ。
この野獣2、ポーン(ドラゴンズドグマに出てくるNPC従者)の如く、私の後にピッタリとついてくる。生後間も無く保護した保護犬で、子犬の頃はよく私の胸で眠っていた。
片手に乗るほど小さなパピーだったが、今では獣医さんからダイエットをするようにと言われるまでに育ってしまった。😅 確かに丸々と肥えている。笑
バートップを塗装している時に着いてしまった壁の汚れや、階段近くの壁の色ムラを、タッチアップ・ペイントで消すのが今回のミッションである。
壁にはライム・ウォッシュ・ペイントという特殊なペイントを使っているのだが、足りなくなって追加オーダーしたペイントの色が、その前にオーダーしたモノより白くて、こうした色のムラが出てしまったのだ。😫
なので、バーカウンターで使って少し余っていた茶色系の塗料をちょっと混ぜてみたのだが、全く問題解決には至らず、結局、バートップの下の壁全部を塗り直して誤魔化すことにした。😭
夫は、新たにライム・ウォッシュ・ペイントを購入して、地下室全体の壁を塗り直すことを検討していたが、どうせ地下室だしw、これ以上時間もお金も掛けるのは馬鹿らしいと、私が無理矢理ストップをかけた。
壁の色にガッカリしながら、夫婦で食べた夕食。
たまに食べたくなるインド料理のヴィンダルー。
数種類のスパイス、ココナッツミルク、チキンブロスなど、いつもパントリーに常備してある材料で手軽に作れてしまうのでありがたい。
バートップに塗装したシーラーが乾き、汚してしまったバーカウンターの壁もペイントし終えたので、これでまあ一応、我が家の地下室リフォームは終了となった。
ということで、Before&After的に、これまでのプロセスをダイジェストでまとめてみた。
この家を建てる時に、私は地下室も勿論、フィニッシュ(きちんと仕上げること)にするのだろうと思っていたら、「壁に防水ペイントをしてからでないと絶対にダメだ!」と、夫が変な持論を出してきて、地下室は剥き出しのままに。
これが、後々大きな問題の核となる。
フィニッシュされていない地下室は、部屋として使える機能など無い訳で、私のシーズナルなデコレーションや、子供たちの学校関連のメモラビリアなどは全部壁際のストレージ棚に収納してあったものの、徐々に我が家のゴミ溜めとなっていった。
特に一番酷かったのは、”捨てられない症候群”の夫が、ビジネスで使うものや書類を溜め込むだけ溜め込んでいったこと。
”捨てられない症候群”は立派な精神疾患の1つ。
例えば、私が古くなって使わなくなったモノ(衣類や靴、縁の欠けた食器類など)を捨てると、夫は私に黙って、それをゴミから拾ってきて地下室に保存していた。彼の言い訳はいつも同じで、「また使う時が来るかも知れない」「売れるかも知れない」「誰かにあげる」。
元々、私の両親をこちらに呼んで暮らすために考え始めたリフォームだった。
それが、私の(養)父が急逝し、急遽、車椅子で身障者の母をアメリカに呼んで一緒に暮らすために家を整える必要が出たので、とりあえず地下室から始めれば、日本の実家から荷物を郵送しても保管する場所があるかな、と考えたのだ。
残念なことに、両親と暮らす夢は叶わなかったが、実家の遺品整理で大変な思いをした私を見て、我が夫、ようやく「家を整える=自分の終わりを考える」という方程式にたどり着いたようだ。自分の子供達には同じような経験はして欲しくない!という思いで、リフォームを開始。
ただ、”捨てられない症候群”患者ゆえ、私に地下室の整理を全て託してきた。
一緒に片付け始めると、必ず大喧嘩に発展するので、私独りで丸々2週間、毎日一日中、親の仇を始末していくかの様な勢いで、あらゆるモノを処分していった。その中には、夫が変なセンチメントでずっと持っていた、彼と彼のお姉さんの小学校時代の気持ち悪いペインティングも含まれる。笑
自分の宝=他人のゴミである。
自分の死後、残して良いものは、子供達を祝福出来る分の遺産と、愛に溢れた想い出だけ。
いやはや、整理し終わって一番ビックリ( ゚Д゚)したのは、一番場所を占領していたモノは、夫が捨てられなかった空の段ボール箱!その数と言ったら!! 引っ越し業者か!?みたいな。
それを1つ1つ潰してリサイクルに出したのだが、途中で何度か「え!その箱、使おうと思っていたんだよ!」と、夫に遮られて、その時は本当に殺意が沸いたな~。
お陰様で、意志あるところに道は開けるで、何とか業者さんに入ってもらえる状態まで片付いた。
資材が搬入された時は、本当に嬉しかった。
ただ、デザイナーなどいない小さなローカル業者だったので、自分たちで色々と決めなければならず、自由度は高いものの、そこはやはり素人ゆえの失敗もあった。
途中何度も、ドタキャンする業者のおじさん達には悩まされたw
こんな感じに、概ねダラダラと?作業は続いた。
丸々1年も掛ってしまったのだから、この業者のおじさんに頼んだのは大失敗だったと思うw まあ、ケチな夫が見つけてくる業者さんは、チープな価格が重視なので、そうなるのだろうな、と。地元で頑張る小さなビジネスは応援したいのだが、私のキッチンをリフォームする時は、大きな有名業者さんに頼もうと決心している。笑
と言うことで、ようやく、我が家の地下室、完成である。
奇しくもブログを始めたのが調度1年ほど前で、まさかこんなに掛かるとは、当時の自分は想像すらしていなかった。( ノД`)シクシク…
あのゴミ溜めから脱却するのに1年。長い1年だったな~。
こちらがビフォー。
アフター。
夫の好きな、照明を落としてムーディー感を演出。
完成と言っても、まだサイドテーブルは無いし、ラウンジ用オットマンなども置きたくて、家具が揃っていないのだ。今後も少しずつ進化させていくつもり。
トイレも完成。
ベントがあるので、空調は整っているのだが、やはり冬場はちょっと冷える。なので、小さなヒーターを入れようと思っている。
それからシンクの下には、ペーパーホルダーを備え付ける予定なので、こちらも追々アップデートをしていくつもり。
昨日は久々の快晴で、気温も20℃近くまで上昇。
いよいよこちらの季節到来!という訳で、ポーチの軒先に下げるファーンを買った。
私は昔から、ポーチにファーンがぶら下がっている光景を見ると、ああ~アメリカだな~と感慨深く思う変な癖があるw ポーチにファーンは、アメリカの風物詩だと勝手に思っている。なので、毎年この季節には必ずファーンを買うのだ。
愛するミニクーパーは、ショッピングには不向きな車だと常々思っている。