My Rustic Style

好きなデザインで、お気に入りの空間作り。

European Vibes


ゴシック建築のお手本の様なサントシャペル教会。

この画像を最後に、ヨーロッパを旅している家族からの連絡が途絶えた。確か、先週の日曜日のこと。

サントシャペル



 

この縦に高く高く伸びていくデザイン。ゴシック建築の真髄である。

 

 

圧巻。



 

 

連絡が途絶えていたので、一体何処にいるのか皆目見当がつかず、少し心配しながら1週間を過ごした。

そして、土曜日の朝、「これからアメリカへ帰る飛行機が離陸するから!」というテキストが送られていたことに気付く。もう既に帰路についていたらしいw

 

という訳で、家族は無事に帰国した。

これが、私へのお土産。

European vibesがいっぱいのお土産。



フランスの赤ワイン。

食器好きの私のために、ムスティエ・サント・マリーの花瓶。可愛い!

そして、イタリアからは、ミラノ大聖堂のマドニーナ(聖母)像のレプリカ。

 

私は美術様式の中でイタリアン・ルネサンスが一番好きで、それも宗教をモチーフにした作品には目がない。なので、家族が旅経つ前に、イタリアに行くのであれば、お金は払うから何か宗教的なものをお土産に買ってきて欲しいとお願いしていたのだ。

プロテスタントなので、カトリックの様な聖母、聖人信仰はしないが、美術的な要素として宗教的な作品がとにかく大好きなのである。

なので、今回のマドニーナのレプリカは本当に嬉しかった。

 

早速、ビーズ・ルーム(私の趣味部屋)に飾ってあるサントス・ケージ・ドールと一緒に飾ることにした。

サントス・ケージ・ドールとマドニーナ

サントス・ケージ・ドールとは、ずっと昔、ヨーロッパでは町の四つ角などに、聖母像や聖人像を祀っていた慣習から作られるようになった聖人像で、日本で言えばお地蔵さんのレプリカの様なものだろう。

アンティークのサントス・ドールは、ビックリするくらいの高値がついていて買えないのだが、最近ではレプリカを探すのも大変である。私のサントス・ドールはレプリカで、15年ほど前に購入した。

 

 

元々このサントス・ドールを購入した理由は、当時、ビーズや様々な素材を使ったミックスメディア・ジュエリーの製作をしていて、ジュエリーのディスプレイとして使うためだった。

サントス・ドール用に作ったネックレスがこちら。

サントス・ドール用のネックレス

ルビーやムーンストーン、ガーネット、淡水パールなどの天然石を贅沢に使ったネックレス。宗教的な雰囲気を出したくて、トーンを抑え、細かなワイヤーワークを施した。今はもう酸化してしまって黒く見えるが、ワイヤーには純度の高いシルバーを使っている。磨けばまた美しい艶が出るはず。ペンダントトップのガラスドームの中には、アンティークの手紙を切り取ったものをはめてある。ろう付け作品。

 

 

2つ目のネックレス。

ネックレスNo.2

大粒のグリーン・アメシストを使ったネックレス。ペンダントトップは、ベゼル・セッティングをろう付けで作り、その中にガラスのドームを嵌め込んだ。ガラスの表面には、予め、ペーパーを細かく切って貼り付けてから、レジンを塗って固めてある。チェーンはラブラドライトを丁寧に繋げてある。

 

それにしても、大学院での学びで大変な中、夜遅くまでバイトをこなし、何とか稼いだお小遣いは決して多くは無いのに、家族全員分のお土産を買って来てくれた家族には、感謝しかない☺️

(と言っても、私は他の家族には内緒で、旅行のためのお小遣いをあげていたけれどw 笑)

 

 

 

 

地下室のリフォームは、金曜日にメインルームのライティングも終わった。

 

今週は、おじさんによれば、月曜日から金曜日まで毎日朝8時から夕方まで、がっつり作業をしてくれるらしい。あまり高望みはせずに、緩く見守っていこうと思う・・・。

 

 

それでは、元気に1週間をお過ごしください!