My Rustic Style

好きなデザインで、お気に入りの空間作り。

A Cold Spring

 

今年の春は、雨降り続きでとても寒い。2月の方が暖かかったくらいだ。

 

突然の雨の後、外を見ると見事な虹が掛かっていた。それも薄っすらとダブル。

ここまで全貌出来る虹は久しぶり。



 

やっと現れた青空も、30分もすれば直ぐに雨雲に覆われる。

ちなみに、私たちのストリートだけ、一戸当たりの土地所有面積が広いので、こういうとてつもなく長いストリートになっている。ご近所さんは、どこも普通にキレイな遊歩道である。暑かったり寒かったりする時の散歩はまさに地獄だ。

いつもの、野獣たちとの散歩道。



 

 

私の石探しはまだまだ続いている。

石を見つけるために、知らない、行ったことのないお店にまで車を飛ばしている。

 

今回初めて訪れてみたトラクター🚜なども扱っている、ホームセンター的なチェーン店。店内に入ると、たくさんの鳥が鳴いているのが聞こえてきた。店内のどこかに巣🪺を作っているのか?

そして、やけに沢山の鶏🐓グッズが置いてある。誰の趣味?

ニワトリ・キングダム

鶏を激推ししているのは何故???田舎のお店だから???と不思議に思いながら店内をブラブラしていると、鳥の鳴き声がしていた理由がわかった!

 

まさかのヒヨコ!!

5種類くらいのヒヨコを販売していたのだ!!可愛い🥰

 

そう言えば、私たち夫婦の友人たちにも、最近、鶏🐓を家で飼育する人達が結構いる。確かに、SNSでもよく見かけるようになったのだが、今ここアメリカでは、この自宅で鶏を飼うブームが起こっているらしいのだ。それもそうだ、バイデンミクスのせいでインフラは悪化、物価高騰は止まらない。1ダースの卵🥚を買うのだってバカにならない。ならば、自宅で新鮮かつ美味しい卵を生産しよう、ということになるのだろう。出来る限りの自給自足が出来るシステム構築は、賢明な投資だと思う。

その一方で、そうした個人個人の自由や自立を規制しようとする州や政府の動きもあるのだから、厄介だ。自分たちがどんな代表を選んで、彼らがどんな法案を通そうとしているのか、絶えずチェックしていかないと、良いように搾取されて終わってしまうなぁ、と最近本当に痛感している。

地政や国政へ関わっていくって、生きていく上で基本的かつ重大な私たちの任務だと思う。

 

 

話を戻して。

物凄く気になった、カントリー調全開なアヒルのプランター。お土産屋さんにある、熊の置物に似た存在感が😂でも、こういうモノが1つ2つあると、生活がより楽しくなると思う。😀 今回は買わなかったが、きっといつか買うと思う。笑

アヒルのプランター

このお店のオンライン・チラシによると、フェイクの石も販売しているハズなのだが見当たらなかった。若い女の子の店員さんが、他のお客さんの対応に追われていたので、そのまま撤収。

 

いつものお馴染みのナーサリーにも行ってきた。ガーデニング専門店だから石があるかも知れないという期待が少しあった。

店内に設置されているポンド。よく見ると...

店内ポンド

 

フェイクの石を発見。やはり、ちょっとフェイク感は否めない。悩むなぁ。

大きな石

 

店内を歩いていたら、とんでもないモノに遭遇した。何、このすっとぼけた感じの顔をした魚は⁉️  アメリカ版しゃちほこ!?

運命の出会い的なやつ



足元にも隠れていた。花を吐き出している。花器なのだろうか? キモかわ系?

で、結局、石は買わずに(無かった💦)、この訳のわからないモノを購入した。将来きっと、パティオで活躍してくれるだろう。パティオ無いけれど。😇

ちょっと不細工な方を選んだ。


とにかく、この時点で、きっと石は見つけられないと思うので、一旦休止。忘れた頃に、意外な場所で、パーフェクトなモノが見つかるかも知れない。人生なんて、そんなものだ。

 

 

石と言えば、地下室のトイレのカウンターにも、余っていた小さな敷石を置いてみた。

涙壺が可愛い

写真を撮って気づいたのだが、カウンターのコーナーがきちんと白いコーキングでコーティングされていなかったのを発見。業者のおじさん達の手抜き作業だ。夫に見せたら、簡単に直せるとのこと。工事を終えたばかりの場所を手直しって💦💦💦



 

 

 

 

 

 

さて、昨日起こった衝撃イベント。

今現在同居中の家族が、突然、新車に乗って帰ってきた。

 

先週、雨の降っている中、右折をしようとしたら車がスリップして、運悪く左折待ちの車にぶつかってしまったのだ。お相手に怪我は無く、本人も無事で、本当に良かったのだが、ただでさえボロかった車が、それ以来更に調子が悪くなっていたようだ。エンジンをかけると、断末魔の叫びのような、なんとも恐ろしい音が鳴り響いていた。

 

私たち夫婦はいつも家族たちに、大学やそれ以上の学業に集中したいのであれば全面的に協力すると言っている。更に、成績優秀な特待生として学費免除などされれば、車は親が支払うという良心的なシステムさえ提供している。4年間の学費と比べれば、車一台などどうってことないのだ。(アメリカは学費が恐ろしいくらい高い)

 

なので、音楽家を目指し、ずっと特待生として博士号の道を爆進中の一番上の子には、欲しがっていたイタリア車のFIATを購入。

フロリダの大学に通う一番下の子は、今のところ車は必要ないらしいのだが、そんな彼も特待生なので来年あたり、こちらで買う予定だ。ちなみにこの家族も、今から博士号を取る気満々でいる。😓

 

ただ、真ん中の家族だけは、机に座って勉強する行為が苦痛以外の何ものでもなく、小学生の頃は通っていた公文も挫折したし、今もダラダラと大学には通っているものの、一向に卒業する気配が無い。一応、この家族の名誉のために言うが、小さな頃は本を読むのも早かったし、飲み込みも早かった。小学校の担任の先生からも「説明する前から速攻で理解してしまう生徒は見たことがない」と言われるくらい、キレていたと思う。恐らく、怠け癖がついたのではないかと思う💦

それにしても、同じ親から生まれた兄弟でも、こんなに違うのかと驚くばかり。

この家族、数年前には家を出て、バイトをしながら幼馴染とアパートメントを借りて暮らしていたのだが、私が両親の件で日本に一時住んでいた時に、野獣たちのお世話に苦労していた夫を助けるために、家に戻って来てくれた。優しい子なのだ。

でも結局、勉学に打ち込むでも無く、技能訓練やキャリアを積むでも無く、ディスクゴルフ🥏やら友人達との飲み🍺や旅行に忙しく、完全に今を生きるだけの短絡的パーティー思考でいる。なので、自分で車も買わなければならず、バイトで稼いだお金で買える車には限界がある。車の保険も大変だ。故に、とても古い日産車に乗っていた。それでも自分で選んだ道なのだから、仕方無いよね、と親としては思っていた。

 

そんな家族が、先月突然、ヴォルクスワーゲン専門店で働き始めた。車好きな夫に似て、車には詳しくて、ボスにも気に入られているらしい。これは完全に血筋だな、と思った。(夫の曾祖父は、当時ドイツで一番大きなモーターバイク製造業を経営していたらしい。その後ナチスに全部没収されたが💦)

で、今回の事故で、新しい車を購入しなければならなくなり、働き始めた専門店でヴォルクスワーゲンを買えば、結構な割引きをしてもらえるという。

いやいや、貯金やクレデンシャルだって無いのに、保険会社やクレジット会社のOKが出る訳が無い。私はそう確信していた。

それが、夫の後ろ盾もあって、保険会社もクレジット会社も即GOサインを出してくれたらしい。

はあああ???

夫によれば、事故後であっても保険料はほぼ変わらないらしく、おまけに新車を購入してもノープロブレムらしい。そして何よりも、夫が半分出すらしい‼️ 

はあああああ????

夫は、真ん中の家族にはいつだって甘いのだ💢

私が甘過ぎやしない?と言うと、「Youが日本に行っている間、ヘルプしてくれたのは彼だし、結局、大学の学費もこれ以上払わないで済むのなら、お互いにとって悪いビジネスでは無いよ。それに利子は0%で、しばらく銀行の預金利息で払っていけば良いだけだから。」と宣っていた。😵‍💫 いや、そういう問題ではないのだがーーー😵‍💫😵‍💫😵‍💫

大学を卒業するでもなく、やりたい事も見つからず、スキルを身につける訳でも無く、一生職探しをする様な生き方をするのだろうか?

 

母の心配など想像もしないのだろう、ヴォルクスワーゲンのTiguanという、それも最高グレード(!)を嬉しそうに乗って帰ってきた家族であった。

でも、これは結局、家族にしたら借金して買ったようなモノで💦、これからの日々、返済のために必死に働かないとダメなやつじゃない?と、冷ややかな私。

私的には新車購入は、長く乗るか、レア的な付加価値の付いた車か、それ以外に投資メリットはあまり無いと思っていて、その代わり、家族にはしっかり貯金をして欲しかった。自分の所持金以上の買い物はして欲しくないのが正直な気持ち。だから、例えそれが住宅ローンでも、私個人的には嫌なのだ。

でも夫も、中古車を買うのとそう変わらないよと言う。そういうモノなのか?

 

親として不安はあるものの、新車はやはり良いモノだ。

心なしか、車に乗り込む家族の背筋がピンと伸びているように見えたw

博士号を目指すsiblingsたちに挟まれて、彼は彼なりに肩身が狭かったのかも知れない。自分に自信が持てないでいるのかも知れない。

それを考えたら、例え親の後ろ盾があったとしても、自分の名前でクレジット会社や保険会社からOKを貰えたことは、自分の信用価値を認められたようなものだから、彼の自信をブーストするには良い出資だったのかな、とふと思った。

私的にはミニクーパーではないので、どうでも良い感じ。

 

 

嫌いな事を我慢しながら生きやすい道を選ぶか、苦労してでも好きなように生きるか。

家族の背中を見ながら、ちょっと物思いに耽った2024年の春。

 

 

 

それにしても、お金💰💴が右から左へと飛んで行く。

アデュー、マイ・フレンド、アデュー。

また戻ってきてね ( ノД`)シクシク…



 

グレイトな週末を!