My Rustic Style

好きなデザインで、お気に入りの空間作り。

Yappies and Father’s Day

 

Happy Father's Day!

父の日。家族のためにひたすら頑張る世界中のお父さんが、良き日を過ごされたことを願って。

 

我が家の今年の父の日も、例年と同様、私が数週間前から「父の日が来るよ〜」と家族たちに声掛けをし、家族たちそれぞれのプランに合わせてショッピングに付き合い、資金提供をし、セッティングするなど、ウェディング・プランナー顔負けの裏方進行に奔走した。

ただ、父の日のディナーに関しては、家族たちは好き勝手に夫の好きなメニューを挙げてくるだけで、自分達で買い出しに行こうともキッチンに立とうともしないので、「ダディーは私の父親ではないから、あなた達が何とかしなさいよ。私はお料理しないからね」と、釘を刺しておいたw

 

その結果、一番上の家族が、(自分が今どハマりしている)韓国のトッポッキをASIANフードコートから家族分買ってくるという強硬手段に出た。因みに夫はトッポッキの存在すら知らない。つまり、父の日のお祝いに、家族は自分が食べたいものを買ってくることにしたのだ。

育て方を間違えたか。

「マムはサラダか何かを作っておいて!」と打診され、結局はキッチンに立つことになった。

 

実はこの時、他の家族が、父の日のお祝いにキーライム・パイを作りたいと言っていて、キッチンを占領していた。因みに夫が好きなパイは、ピカン・パイ。キーライム・パイは、正にパイを作る当の本人の大好物。

父の日の意味をわかっているのか。

それにしても、料理に不慣れなため手際の悪いこと! おまけにパイを2つも作っていたので、私がサラダを作る時間が無くなり、急いで冷蔵庫にあるモノをかき集めてチーズ・ボードを作った。チーズ・ボードの素晴らしいところは、チーズやフルーツを並べただけなのに、ゴージャスに見えること。笑

 

チーズ・ボード

 

トッポッキに関しては、買い出しに行った本人以外は誰も、あまりエキサイティングしていなかった。笑 驚いたことに、何でも食べる夫が寝る前に、「トッポッキはもう食べなくても良いかな。胃に負担がかかるね。あの子には言わないでね、可哀想だから。折角、わざわざバイトで頑張って稼いだお金で買ってくれたのに。」と吐露していたw

いえ、全額払ったのは私ですが…とは、流石に言えず。

一方のキーライム・パイは、まあ、私が監修したので問題無く大成功。2つ作ったうちのもう1つを夫の老人バンドに差し入れたところ、バンドの皆さんが取り合いをする程、大絶賛してくれたらしい。夫が大喜びで、空になったパイ皿を持って帰ってきた。

「僕は料理の才能があるのかも知れないな。でも、海洋生物学と数学をダブル専攻したいから、料理をしている暇が無いんだよなぁ。」と、謎の自信に溢れるアメリカンな家族。いや、レシピ次第でどうにでもなるよね、と思ったが、黙っておいた。

 

 

 

父の日のフル活用として、家族達が野獣達を見てくれるので、夫婦で地下室に必要な資材を色々と買いに出掛けた。

 

日曜日のチャーチ後、夫が真っ先に行きたがったのは、片道40分ほどのカントリー・サイドにあるローカルの木材業者さん。

美しい原木が、広いバックヤードに所狭しと積まれていた。

 

これは非常に珍しいレッド・ウッド。バーのトップにするのも面白いかも知れない。

Live edge wood

ただ、こうした木材、それも大きなピースを使うとなると、木材によっては部屋全体が一気にカントリー調になってしまうので要注意である。夫とリフォーム業者のおじさんはワクワクしているが、私はちょっと心配だ。

 

夫が好きな感じ。

とにかく、色々な種類の木材があるのでビックリ。大好きなブラック・ウォールナッツの木材を簡単に選んで終わると思っていたのだが、これは何度か足を運んで選ばなくてはならないな、と思った。業者のおじさんがメチャクチャ気さくな方で、訛りも凄かったwww

 

 

その近くに、非常に寂れた古い倉庫のアンティーク屋さんもあった。そこのお店の老夫婦もビックリするくらい温かな人達で、実にチャーミング。木材を探していると話したところ、お爺ちゃまがその土地の昔話を交えながら、そのローカルで経営している数件の木材業者さんを教えてくれた。ただ、道順を教えてくれたのだが、合間合間に昔話をし出すのでwww、話は脱線するは、時間は掛かるわで、ようやく車に乗り込んだ時に、田舎らしいゆっくりとした時間の流れに夫婦で笑ってしまった。

 

 

道すがら、またまたアンティーク・ショップを発見。

アンティーク店

アンティーク・ショップと言っても、こうしたローカルのショップは特定のモノが年代順に集められている訳ではなく、フリーマーケットに毛が生えた感じなので、掘り出し物を見つけるのはほぼ不可能。

それでも嬉しかったのは、昨年建てたばかりの納屋の外観がまだ何となく寂しくて、以前からワゴン車輪をもう一つ探していたのだが、このショップには沢山の車輪が!

Wagon wheel

お値段も、ショップの奥さんが「今買ってくれたら、$75から$50にするわよ〜」と言ってくれた。や、安っ!!!
しかし残念ながら、この日乗っていた車はファミリー車のミニバンではなく、ミニクーパーwww笑 どう足掻いても、ワゴン車輪を乗せられるスペースは無かった。残念。

 

そう言えば、我が街では結構な数のミニクーパーやテスラが走っているのだが、今回出掛けたカントリーサイドでは一台も見かけなかった。アンティーク・ショップでも、大きなピックアップ・トラックの間に我が家のミニクーパーがいたたまれない感じでちょこんと止まっていた。夫が、「ここの人達はきっと、ヤッピーが来たと思っただろうね」と、笑っていた。

 

 

田舎の無い私にとって、田舎暮らしはいつも想像を掻き立てられる。

と言いながら、私たちの住んでいる州が結構な田舎だけれども。笑