My Rustic Style

好きなデザインで、お気に入りの空間作り。

Give Thanks

 

Happy Thanksgiving 🦃🍁🍽 

 

今年も無事に感謝祭を迎えられた。

夫も家族たちも元気で、ゲストもお迎え出来たし、食卓には沢山の食べ物が並んだ。みんなでワイワイと食べて飲んで、笑って過ごせた。

本当に幸せなことだと思う。

 

この日のために色々と準備をしてきたつもりだが、やはり最後は間に合わなかった感が拭えず、テーブル•セッティングやツリーなどのデコレーションには思いきり時間を掛けられなかった。残念。

 

でも振り返ってみれば、足の踏み場も無かったほど散らかっていた地下室で、今ではこんな風にディナーを食べることが可能な状態になっているのだから、ちょっとした奇跡と思っても良いのではないだろうか。

 

 

感謝祭ディナーは8人だったので、唯一10セット揃っているアンティークの食器を使うことにした。この食器シリーズは、夫の祖父母が使っていたもの。

あとは、カードゲーム用の折り畳みの椅子を4脚持っていただけだったので、長いテーブルと更にもう4脚の折り畳み椅子は、前日、IKEAなどで急いで購入。

何とかテーブルが整った。

本音を言えば、もっとゴージャスにテーブルをセッティングしたかったのだが、今回は完全にGive Up💦

getting ready



今年のターキーは24パウンド。11㎏弱の大物である。そう言えば、このターキーを入れた冷蔵庫は、地下室のバー用に購入した新入り。既に大活躍だ。

今年のターキー



NYから戻ってきた家族とその友人たちが、ターキーを焼くのを習いたいと言うので、とりあえず、ターキーの中に詰めてある首とレバーや心臓の詰め物を取り出してもらった。笑 ここをクリアー出来なければ、ターキーは焼けないのだ。

それはもう大騒ぎで、ターキーの中に手を突っ込んでいた。笑笑 若いって、宝だ。

いじられるターキー🦃

 

 

ターキーはチキンよりもぐっと脂身が少ないので、トラディショナルな焼き方である、詰め物(スタッフィング)をして焼いてしまうと、火が通りにくくなり、その分焼き時間が長くなってしまい、最後にはパサパサに乾いた硬い肉になってしまう。グレービーソースが必要なのは、これが理由である。

ジューシーで口いっぱいに広がる風味のある肉に仕上げるには、前夜からブライニング液に浸すのが一番だと個人的には思う。そして、スタッフィングは詰めない。これに限る。

入浴中の鳥。



 

オーブンに入れる直前。

ブライニング液から取り出した後は、ハーブやグレープフルーツを、軽く詰めるだけ。

その後は、温度を調整しながら焼くこと、実に3時間半。

 

 

焼きあがったターキー。

遂に完成。



 

ターキーを切り分けるのは(トラディションでは)家長の仕事なので、夫が奮闘。

切り分けられたターキー

 

🤡





朝10時に作り始めて、やっと完成したのが午後4時。

地下室のバー・カウンターに並べてビュッフェ・スタイルに。

バー・カウンターに並べる。

ターキーの他には、スタッフィング、コーン・キャセロール、グリーンビーン・キャセロール、マッシュポテト、クランベリー・ソース、キャロットのグラッセ、ディナーロールが、感謝祭の基本メニュー。

スウィートポテトを甘いキャラメルで焼いたものも人気だが、我が家では作る年と作らない年がある。

 

Let's dig in!



 

パンプキン・スープから。



 

お皿一杯に、全部盛りつけてみた。

ターキーには、やはりクランベリー・ソースはマスト。昔ながらのゼリー・タイプのものが一番美味しいと思う。クランベリーの甘酸っぱさが、ターキーによく合うのだ。

盛り盛り💦💦💦



デザートには、今年はパイの代わりに、プリンを作った。飴色に仕上がったカラメルに水を入れる時に、カラメルや水が勢いよく撥ねるのだが、家族や友人たちがキャーキャー大騒ぎをしていた。何でも楽しく騒げるのは、若さの特権だな〜と、しみじみ思ったターキー・デイ2023。

 

 

食後は、NY組は全員、博士課程の音楽家たちなので、我が家の調律されていない古いピアノを囲んで、オペラだったりビバルディかな?自分たちの楽器で演奏三昧。素晴らしいクラシック生演奏会を無料で聴かせてくれた。

一方の地元組は、家族の友人たちが立ち寄ってくれたので、フットボールの試合をTVで観ながら、ポーカー(ゲーム)でワーワー盛り上がっていたw 

 

この差は何だろう😕

 

 

野獣たちもターキーを少しもらえて、大喜びだった。

 

感謝でいっぱいのThanksgivingで、何よりである。