人生には、思わず「そんな〜💦😩」と、ショックで肩を落としてしまうモメントがある。
元来、大雑把な性格ゆえ、気持ちの切り替えは早い方だと思うのだが、今日は何気にずっと引きずっていて、なかなか浮上出来ないでいる…。
久しぶりに行ってきたヘアーサロン。私の担当さんが違う州へ引っ越してしまったため、新しいスタイリストさんとご対面。そのスタイリストさんがワイルド過ぎたのだ。
何がワイルドって、彼女のピンク頭や、全身に入っているtattooでは無い。そういうのは珍しくないので、何とも思わないのだが、彼女のスキルに繊細さのせの字も無かったのだ。
髪を洗う時も、ハイライトのフォイルを付ける時も、ガッガッ、バンッバンッという感じで荒々しく、おまけに髪を切る時に長さを確認する訳でもなく、いきなり濡れてもいない髪にザッザッとハサミをいれて、何故かバリカン?でガーガーと切り始めた。
ひいいいっ!! 前の担当さんと全然違うっっっっ💦💦💦
スタイリストさん自身は非常にフレンドリーで、会話も楽しかった。「私はボトックスが大好きなのよ!わはははは!」と、バッドマンのジョーカーにそっくりな笑顔で話してくれた。
ただ、最後のスタイリングの時も、ヘアームースやジェルを付ける訳でも無く、ただブローしてお終い。思わず私から、せめてヘアーオイルを使ってくれとお願いしたくらいw
ようやく仏僧の荒業の様な時間が終わり、そのスタイリストさんと別れ、いつも気さくなお店のマネージャーのところでお会計。
スタイリストさんに今日のサービスの内容とレシートを手渡しされたマネージャーの顔が一瞬曇った。はい、嫌な予感。笑
マネージャーが「ちょっとお待ち下さいね」と言って、スタイリストさんに確認しに行く。嫌な予感、倍増。
そして、戻ってきたマネージャーさんが、申し訳無さそうな表情でお会計額を発表してくれた。
その額、a whopping $400, with the tip included!!!
まさかの、チップを入れて$400超え!!
前の担当さんでさえ、多くて$270くらいだったのに!!!
ヘアーサロンは、アウトドアー型の大きなショッピングモールから、大きな車道を超えた所にある。とてもお洒落なお店だ。なので、いつもサロンの後には、ショッピングをしにモールへ出掛けて自分だけの時間を楽しむのだが。
まさかのジョーカーからの荒々しいサービスに、痛烈の$400を支払った後では、流石の私でも財布の紐をガチガチの二重結びくらいに締めてしまう。(それでもモールへ足を運ぶ辺り、救いようがない😇)
肩を落としながらモールを彷徨う私。頭の中は$400の文字でいっぱいだ。
それなのに、行く先々で、店員さんや通りすがりのストレンジャー達に、「ステキな髪型ね!」だの、「ワオ!キレイな髪の色ね!」だのと声を掛けてもらった。その数は実に6人にのぼった。折角、声を掛けてもらっても、サンキューと笑顔で応えながら、($400だがな)と自虐的に心の中で呟く日本人であった。
はぁ〜。仕事に復帰しようかな。
モールの中にある、お気に入りの雑貨屋さんで。
丸みのあるペンダントライトを発見。2つで、ちょうど$400くらい。
モールを後にし、イタリア系のスーパーへ。
アンチョビのフィレを使い切ってしまったのだ。
1缶$24.99という、驚きのトマト缶を発見。$400あったら、16缶は買えただろうに。。。
ようやく帰宅し、野獣たちの熱烈な歓迎を受けながら、届いていたパッケージを開封した。
マッシュルームが大好きな家族に買ったランプが届いたのだ。
Instagramの広告で見た時は可愛かったのに、実物は微妙だった件。
ナウシカの王蟲か。
家に居た夫が、私の新しい髪型を見て絶賛してくれた。いくら自腹とは言え、$400かかったとはとても言えなかった。笑
地下室のフロアーが届いたと教えてくれたので、早速、地下室へ。
メインのニッチには、縦に長い花器を置こうと思っている。$400もあれば、中々良い備前や伊万里の花器でも買えたのに。
これが届いたフロアー素材。
明日、壁用のペイント・サンプルが届く予定。
$400で、3.5ガロンのペイントが買えたはず。