My Rustic Style

好きなデザインで、お気に入りの空間作り。

My fascination

 

今日も朝から、家の片付けに追われた。

断捨離しながらの掃除はなかなか骨が折れる。

地下室のリフォームを始めるにあたり、20年間ゴミ溜めにしていた地下室の掃除が本当に大変だったので、最もやりたいキッチンのリフォームがスタートする前に、キッチンを掃除しながら古い食器やキッチン・ガジェットなどを手放そうと思ったのだ。

整理し始めたら、自分でも驚くくらいの使っていない食器があった。その殆どは貰い物だったり、セットものだった。日本のセットものは、ペアー以外は5枚や5客というふうに5ばかりで、実はこの数はゲストを呼ぶ時には使いにくい。カップルでお招きすることが多いので、6〜10客無いと、テーブル・セッティングで困ってしまうのだ。だから、かなりの和食器セットを手放すことにした。

 

キッチン内を片付けながら、改めて自分の好みのもの、と言うか、ついつい集めてしまうものがあって、ちょっとグルーピングしてみた。

my collection

私はどういう訳か昔から、オイルサーディンの缶詰をモチーフにしたものに惹かれてしまう。頭付きのサーディンが並べられて、小さな四角いティン缶に収まっている様が可愛いというか、何というか、とにかく、わー欲しい!と手を伸ばしてしまうのだ。あの四角くてフラットな缶が良いのか、小魚がギッチリとキレイに並べられている様(さま)がシュールで良いのか、わからない。家族に言わせると、魚の死骸を無惨にパックしたグロテスクなものらしいが、惹かれてしまうものは仕方ない。It is my fascination.


フランスやカナダのアーティストによるサーディンの絵だったり、アメリカの作家が手作りした缶詰型のうつわ、ししゃも?のエプロンは、去年日本で買ったもの。

 

 

そして、このネックレス。シルバー素材、ジルコニア使用。

Tin of Sardines

このネックレス、自作のもので、10年くらい前のもの。実は私、アメリカのアート雑誌にも何度か載せて頂いたことのある、主にビーズや天然石を使ってジュエリーを作るミックスメディア作家でw、地元の美大でろう付けを学んだり、アメリカの大手手芸店ではビーズのクラスを教えたこともある。よく行く雑貨屋のオーナーさんからは、作品を売らないかと有難いお誘いも頂いているが、現在は活動休止中。

 

とにかく、こんな風に昔からオイルサーディン缶だとか、小魚の群れだとか、簡単に言えば魚をモチーフにしたものに弱い。笑 

この他にもまだコレクションがあるので、それはまたいつかのネタに。

 

 

 

 

 

本日のリフォーム状況は、目を見張るものがあった。

 

 

おじさんと長男くんが8時ちょうどに到着し、夕方まで頑張ってくれた。

トイレに、ポケットドアーの枠が作られていた。

a pocket door

 

トイレのプラミングもOK。

トイレのプラミング

 

 

これはトイレのシンクの裏側にあたる、バーのシンク用のプラミング。

ウェットバーのプラミング

 

 

 

そしてこの後、夫とおじさんと私の3人でデザインについて色々と話し合ったのだが、非常に有益な話し合いだった。

 

まず、このパイプと穴問題を解決。

左側のパイプはどうにも出来ないので、アンティークのドアーと同じ木材で囲い、右側の穴も塞げないために、床素材で囲うことに。

adjustments

 

 

ここで夫が、枠取りされたフレームの後ろに出来てしまった余白部分に言及。この余白部分を出さずに壁を作れば、バー内のスペースがもっと取れたはずだ、と言うのだ。

隙間

 

 

確かに夫の言う通り、計測してみると18センチもの奥行きが無駄になっている。18センチは、小さめの棚が入るサイズだ。夫が嫌がるのも無理はない。

隙間

 

そこで、ニッチ好きの私が、無駄になる奥行きを利用してニッチを作れば良いと提案。それには夫もおじさんも賛成。ということで、ニッチが作られる部分。↓

ニッチ、再び

 

 

我ながらグッドアイデアだと思う。無駄なスペースの有効利用に、ニッチはパーフェクトだと思う。

窪みの利用

バーの壁にはスモーク・ミラー・タイルを貼るのだが、そこにニッチを作るとなると、ニッチの内側はどうしたら良いのかわからないのだが、おじさんはずっと“It will be so sleek!"(マジかっこよくなるよ!)と、喜んでいた。今後のビジネスのために、写真を撮らせてもらいたいと何度も言っていた。おじさんのためにも、デザインが全てまとまってsleekになりますようにw

 

明日は凄いことになりそうだ。楽しみ。