フランス。
ラヴェンダーで有名な場所。
残念ながら、私がフランスにいる訳ではない。
今現在、フランスにいる家族の一人から画像が送られてきたのだ。
音楽家を目指しているので、フランス在住の作曲家の先生のもとで、夏の間の2週間ほど学ばせて頂いている。今年で2回目。おまけに、アメリカでも有名な音楽家の先生もご一緒されているのだから、何とも贅沢な旅行である。
家族の説明では、ロクシタンの所有している広大なラヴェンダー畑も見てきたそう。羨ましい限り。
それにしても、フランスで撮影されると、何でもお洒落に見えるのだから不思議である。笑
家族がフランスで夢の様なひと時を過ごしている間、アメリカの自宅では、夫と私が税理士に相談したり、他の家族の大学の学費の支払いのために大きな額の小切手を切って、変な汗をかいているのだから、親というのは切ない生き物である。
アメリカで大学に通うとなると、年間、日本円にして400万円は最低でも掛かる。400万円✕4年間だ。相当な額だ。だから、多くの人が社会人になった後でもずっと長い間、大学費用の返済に追われることになる。これがアメリカではなかなかの大問題なのだ。
我が家の家族たちは、本人たちの努力もあって、学費を4年間全額免除、或いは、少なくとも2/3を免除してもらう奨学金を頂けたので、親としては泣くほど有り難い。それでも数百万円もの大金が毎年ポンポンと飛んでいくのだから、いやはや、庶民はいつまで経っても庶民の域を抜け出せないのだな、と痛感する。
ちなみに、家族たちのうち二人が博士号取得を目指しているので、それぞれ計9年間も大学へ通うこととなる。夫と蒼白になっているのは、ここだけの話だ。
税理士さんとのミーティング後、立ち寄ったファーマーズ・マーケットで、実に見事なガーリックを買った。
夫のガーデンからローズマリーを引き抜いてきて、コンフィを作った。
このコンフィと一緒に、これまた夫のガーデンで物凄い勢いで繁っているバジルを大量に使って、ペスト・ジェノベーゼも作った。バジルの香りの濃厚なこと!
ペストは、作る時に予めフード・プロセッサーの刃もバジルもキンキンに冷やしておくと、出来上がりが鮮やかなグリーンに仕上がる。
チキンにペストを塗り、チーズと手作りトマトソースと一緒にベイクするだけ。
この季節は、野菜が瑞々しくて味も濃厚なので、シンプルなクッキングが最高に美味しい。
リフォーム作業に来るはずのおじさん、今日もドタキャンしてきたので、ブログネタが完全に食べ物なのはお許しを。
年に一回食べたくなる、チェーン店のチキン・テンダーでディナー。サラダだけ作って、楽ちんなメニューだ。
おじさんが、明日は朝の8時からペイントを始めると伝えてきた。
明日はフライデー。
期待せずに待とうと思うw
ステキな週末をお過ごしください!