今回も壮絶な修羅場となったマカロン作り。
単に私だけの問題なのかも知れないが、丸3日間、中の空洞化問題がどうしてもクリアー出来なくて、ほとほと頭を抱えてしまった。
購入したオーブン内で使える温度計で測定したところ、エレクトリックのオーブンの方が、設定した温度をキープ出来ていないことが判明、ガス・オーブンとエレクトリック・オーブンの間で右往左往している私を見て、気の毒に思ったのだろう、夫がマカロンがキレイに焼けるよう新しいオーブンを買おうかと提案してくれた。笑 オーブンを買うなら、早くキッチンを新しくしたいw なんてね💦 いえいえ、その優しい心遣いに感謝。
エレクトリック・オーブン使用中。↓
まだ空洞化問題を克服出来ずにいたが、それでもたまに良い感じで焼き上がったシェルを使って、とりあえずクリームを挟み込んでいく。
今回用意したクリームは、お馴染みのチョコレート・ガナッシュと、バタークリームにハニーを加えたハニー・バタークリーム、そして、バルサミコ・キャラメル・ストロベリー・クリーム。
バルサミコ酢はいつも、イタリア食材の専門店で買うちょっとお高めのイタリア産のもの(Modena Giuseppe Giustiの赤のもの)と、その辺のスーパーで買えるお安いアメリカ産のものを常備してあるのだが、今回に限ってお安い方を切らしていて(!)、泣く泣くGiuseppe Giustiを使う羽目に(ぴえん🥺X1)。 おまけに、1/4カップを測り間違えて1/2カップにしてしまい、小瓶のGiuseppe Giustiがドバドバと無くなっていった(ぴえん🥺X2)。
でも、このバルサ巫女(←いつもこの変な変換真っ先に出るのは何故だろう)・キャラメル・ストロベリー・クリームが非常に美味しくて、正直、感激したので、忘れないように下に別記しようと思う。
という訳で、3日間のバトルがこういう結果になった。
マカロンの大きさが違うのはお気になさらずにw
これにリボンをかけて、家族が嬉しそうに、友人夫妻のベイビーのgender reveal partyへ持って行った。
後に、「みんなに大好評だよ!」と、家族からスマホにテキストが送られてきた。
ちなみに、ベイビーは女の子だそう。元気に生まれてきてくれますように。
時間が足りなくなって、焼けなかったマカロン。キッチンを片付けながら、ローズ・ペタルやスプリンクルでデコレーションしてみた。
完璧に乾かしてあったにも関わらず、いくつかトップが割れてしまった原因は、やはりオーブンの設定温度が低すぎたからなのか。わからない。
やはり、シェル全部がキレイに焼けないと、失敗だったか・・・と、ガッカリするものだ。
中もきっとhollow(空洞)だろうなぁ、と期待しないで割ってみると。
最後の最後で、空洞化無し。時間を経て、再び割ってみても、空洞化が起こっていなくて、いい感じにソフトな仕上がりになっていた。
ここまでの経緯でわかったこと。
☆オーブンは焼成前の余熱完了後も、しばらくの間空焼きをして、オーブン内の設定温度を保っておく。→ シェルのひび割れを防ぐため
☆オーブンに入れて最初の3,4分は、320~330℉の高熱で焼くとひび割れしにくい
結局、イタリアン・メレンゲも、フレンチ・メレンゲも、スイス・メレンゲも全て試したことになった。個人的には、以前からスイス・メレンゲが一番やりやすいのだが、イタリアン・メレンゲが一番成功率は高いのかも知れない。そして、オーブン内に置ける温度計は、私にはマストだったということ。
今回、参考にしたレシピのサイトや動画の主なもの。
ピエール・エルメ
https://guide.michelin.com/us/en/article/dining-in/recipe-pierre-herme-macaron
https://dessertfirstgirl.com/2014/08/macarons-cooking-school.html
ラデュレ
https://aladyinfrance.com/laduree-macarons/
https://followtheruels.com/2016/07/laduree-macaron-recipe/
Pies & Tacos(パイズ$タコス)
https://www.piesandtacos.com/raspberry-macarons/
NHK番組『グレーテルのかまど』より
(ピエール・エルメのレシピを元に作りやすくアレンジされたレシピ)
https://www.nhk.or.jp/kamado/recipe/239.html
韓国のSugar Beanさん
彼女はスイス・メレンゲを使用。マカロンの天才だと思うw
今回シェルに使用した材料。
卵3ダース
レシピ
バルサミコ・キャラメル・ストロベリー・クリーム
Balsamic Caramel and Strawberry Macarons - Pies and Tacos
Macarons or not macarons. That's the question.
by Hamlet
マカロン。
恐るべし。
マカロン作りにつきっきりでw ここ数日、自分宛ての郵便物をチェックしていなかった。定期購入している料理やインテリア雑誌やジャンクメールに紛れて、一際輝く金色の封筒が。何ごと!?と思って開封したら、シスレーのサンプルだった。演出が派手だ。笑
地下室のリフォーム状況だが、まだ壁のペイントが続いている。無駄に広いのが原因なのか、業者のおじさん達に終わらせようという気迫が無いのか。
やっとマカロン作りから解放されて、身も心も軽くなりw、寝る前に、先日購入した本を読み進める。この本を読むのが、最近の楽しみだ😊
そして、その夜夢を見た。
ファミリーみんなで日本を旅行していた。
渋滞を避けるために、日本らしい細々と入り組んだ路地裏の道を色々と走っていて、やっと空いている大通りに出たと思ったら、何故かその道は富士山に真っ直ぐと続く大通りで、目の前にはドカーン!!と神々しいまでに見事な富士山の全貌が。実際でも、あんなに大きくて美しい富士山の全貌をすぐ目の前で見たことが無いので💦、その迫力に夫や家族たちとポカーンとしてしまった。そしてこれまた何と、ちょうど朝日が昇ってくる瞬間で、ファミリーに「ご来光だよ!! この瞬間を見れるなんてとっても珍しいから、ちゃんと見ておきなさいよ!!」と叫んで笑、みんな一緒に、眩しいばかりの朝日が昇って、富士山の山頂がピカーンと輝く様(さま)をウォッチングしたという、何ともゴージャスな夢だった。何だかもうこれだけで凄くラッキーな気持ちになって、まるでマカロン作りを制覇した(していない)事を象徴するような清々しい心地で目覚めた。
でも多分、清々しく目覚めたのは、(マカロン作りで)3日間の寝不足の後にしっかりと睡眠を取ったためw
いつの間にか爆睡していたらしく、ベッド横のサイドテーブルに、読んでいたはずの本の上に、私のReading glasses (老眼鏡とも言うw)がきちんと畳まれ、その横ではスマホがきちんと充電されていた。
夫に感謝。笑
さて、今日はサンデー。
チャーチ後、明日NYに経つ家族のために、夫たちはパッキングのお手伝い。
私はと言うと、感謝祭までのしばらくの間は、もうファミリー全員で食卓を囲む機会が無いので、ディナーの準備に忙しい。でも絶対に、TVジャパンで夜8時から放映される『どうする家康』は見たいのでw、それまでには全部を終えられるよう、キッチンで奮闘しようと思う。
紗愛さん
いつもありがとうございます! ブックマーク機能が未だにわからず、おまけにコメントまで頂けるとはビックリです。いや~ 紗愛さんの作られるマカロンみたいに可愛さ全開なら良いのでけれどね💦 着色も難しくて、どの色をどのくらい使えば良いのか毎回悩みます。紗愛さんは、色使いも素晴らしいですよね。コツを教えて頂きたいです( ノД`) ステキな京都旅行リポート、羨ましくもあり、癒されました!
クラゲさん
いつもありがとうございます! ですよね? 本当にお菓子作りは科学とアートの融合だと言われますが、私は感情(センス?)だけで突っ走るので、成功率は甚だ低いです💦 あんなに美味しそうなお弁当を作られ、Creativityやインテリアのセンスも非常に高いクラゲさんですから、マカロンも余裕だろうな、と思います。夏休みもそろそろ終わりですね。夏バテせずに頑張ってください!!
どうぞ良き1週間をお過ごし下さい!