My Rustic Style

好きなデザインで、お気に入りの空間作り。

Melting Pot a.k.a. American

 


クリスマスが近づくにつれ、お店のある場所には物凄い人が押し寄せる。

日本の年末商戦の込み合いに、それは非常に似ている。

週末ともなれば、更にその何倍もの買い物客で賑わうのだから、よほど覚悟をもって出掛けないと、思った様に買い物が出来ない。

 

今週末は連日、モールや小売店に出掛けているのだが、どこもかなりの人込みだった。

そんな中、女友達2人で仲良くクリスマス・ショッピングをするご婦人たちをたまに見かけるのだが、昨日、ある雑貨店で、友人とはぐれてしまったらしい女性がいた。

彼女は小声で、「レイチェル?レイチェル?」と連れを探していたのだが、そこにたまたま居合わせたヒスパニック系のおじさんが、「誰を探しているの?私が呼んであげますよ。その人の名前は?」と、申し出た。女性が「友人の名前はレイチェルです」と答えると、おじさんは店内に響き渡るような大声で、「レイチェル~~~!どこですか~~~?」と、叫んだ。

あまりの大声に何事かと思ったのか、「私はここよ!!」と、レイチェルさんが速攻で駆け付けた。

そのやりとりがあまりにも面白くて、私だけでなく、周りにいたお客さん達みんなが大笑い。「ね?私に任せて良かったね」と、おじさんも得意げ。笑笑笑

ストレスフルに感じられた店内が、一気に和んだ瞬間だった。

 

ニュースでは何かと、買い物中の争奪戦だったり、イライラした買い物客の喧嘩など、ネガティブな画像が流れることが多いのだが、こういうホッコリした人々のコミュニケーションを目撃すると、まだまだワンダフルな人たちが多い世の中なのだな、と思う次第である。

 

 

ビーフとチーズを買いに、地元で昔から人気のイタリア系スーパーへ。

クリスマス時期なので、棚という棚にはパンドーロやパネトーネ(イタリアのクリスマス・ケーキ)が溢れていた。

パンドーロで飾られたツリーが可愛かった。

パンドーロのツリー

私はとにかくパネトーネの様なフルーツ・ケーキが大好きなので、早速2つ購入。

 

 

ツリーと言えば、未だにちょこちょことオーナメントを加えている。出来るだけカラフルなオーナメントを飾っているので、少しは色味が出てきている。

完成していないw



ライトアップ

 

 

 

そう言えば、夫の父方ファミリーはドイツ系ユダヤの家系。

第2次大戦のナチスの収容所から祖父が脱走し(一緒に逃走した友人は銃殺された)、その後フランス→ブラジル→アメリカへと家族で逃げてきた歴史がある。

夫の話では、大富豪であった祖父ファミリーがナチスの支配から逃れられたのは、ひとえに財産であったダイアモンドと金(ゴールド)のお陰だと、祖母がよく語っていたそうだ。

やはり、この世は金の力なのか・・・。

 

 

夫の母方はアイリッシュ系なのだが、お義父さんの願いでユダヤ教のお祭りなどは踏襲していたそう。なので、我が家でも先週末から始まったユダヤのハヌカ祭を祝っている。

メノーラにキャンドルを灯し、ヘブル語で祈り、コーシャーの食事を食べるのが、我が家のなんちゃってハヌカ祭である。

 

1日目は、Noodle Kugel(エッグ・ヌードル)や、Latkes(ポテト・パンケーキ)、ビーフ・ブリスケットを作った。

HANUKAH

 

 

どうしても納得できないのは、ポテト・パンケーキをアップル・ソースで食べるということ。ケチャップの方が美味しいような気がする、といつも思う邪道なジャパニーズである💦

HANUKAH

夫も私もクリスチャンだが、それぞれの家の歴史や文化を忘れないためにも、我が家ではこんな風にクリスマスやイースター以外にも、文化的な面でハヌカや、お正月、アイリッシュの聖パトリック祭など、形だけだがお祝いすることにしている。

こんな風に、人種も文化も混ざり合っているのがアメリカンらしい。

 

 

 

 

 

雨の夜、私の横で震えながら寝る野獣1を宥めていたら、トリミングをしていないその足が、何かに似ていることに気づいた。

この毛の伸び切っている感じ、どこかで見たような・・・。

野獣1の足が?



 

クリスマス時期なので、クリスマス映画の広告があちこちに流れていて、そうか!野獣1の足はこの生き物の手足に似ていた!と、気づいた。

 

 

 

 

グリンチだった!!!!!



 


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ステキな1週間を!!