欧米では、25日が過ぎたからと言って、クリスマスが終わった訳ではない。
トラディションでは、25日から始まり、その後の12日間ずっとクリスマスのお祝いは続くので、厳密に言えば、クリスマスは始まったばかり。
なので、1月5日までは、ツリーを慌てて片付けなくてもOK🙆♀️。
英国圏では昔から、12日間のクリスマス・ソングが歌われていて、我が家の子たちも小さい頃から何となく歌詞を覚えて歌っている。
The 12 Days of Christmasの歌
https://youtu.be/iQ6K967Kk3I?si=YWfSXCj3J5zgdzHA
この曲の歌詞が非常に面白い。
主人公が、クリスマスの12日間に愛する人から貰ったというプレゼント🎁をひたすら列挙していく歌で、例えば1日目には梨の木に留まっているヤマウズラを1羽、2日目にはタートルドーブ(鳩)を2羽とヤマウズラを1羽、3日目には(フランス産の)鶏を3羽、タートルドーブ2羽、ヤマウズラを1羽などと日にちを追うごとにプレゼントの内容と数が増えて行く。結局、12日目には合計364点ものプレゼントを貰うことになるのだから、愛する人からの愛情たるや、かなりの熱量である。
ちなみに、とある銀行が現在の市場価格でこのクリスマス12日間のプレゼント額の合計を換算したところ、総額$46,729.86。今現在のレートで換算すると、6658,011円というのだから、庶民の自分にしたらビックリだ🫢
さて、シエスタキーでのクリスマス当日。
残念ながら朝から雨が降ったり止んだり。
プライベート・ビーチにて。
クリスマス当日は、コンドミニアムから車で45分ほど離れた所にあるお義姉さんのビーチ・ハウスで、お義姉さん夫妻の友人達を交えてのパーティーだった。
ただ、想像以上に野獣2にとって、初めての長旅はキツかったらしく、おまけに慣れない場所ということもあって、お漏らしをしたり、挙動不審になっているのだ💦 初めて見る海には恐れをなして、完全にパニック状態になっている。
そうした状態の犬をコンドミニアムに留守番させておけないので、私が犬と留守番していると立候補。夫にはできる限り夫の家族と過ごしてもらいたいし。
そうしたら、疲労気味の末っ子も、パーティーはパスしたいと言い出した。それもそうだ。大学で今学期を無事にストレートAで終え、やっとストレスから解放されるかと思いきや、学期末テスト終了の翌日にはクリスマス休暇のため慌ただしく飛行機に飛び乗り、実家に戻ってきたのだ。そして、クリスマス・ショッピングをこなし、ひと息つく間も無く、その数日後に再びフロリダへドライブするという多忙なスケジュール。
楽しいクリスマスくらい、ゆっくり朝を過ごし、プレゼントを開けて、ダラダラしたいのは当然である。知らないリッチな高齢者ばかりの集まるパーティーに付き合うのは酷と言うものだ。
と言うわけで、クリスマスの朝は、我が家だけでプレゼントを渡し合い、少しゆっくり過ごした後、夫と他の家族をパーティーに送り出した。
私は末っ子と一緒に野獣たちのお世話をしながら、コンドミニアムで静かな時間を過ごした。
2人でゆっくり昼寝をして、おしゃべりをして、たまにはこういうクリスマスもピースフルで良いかも知れない。
夫たちから送られてきたパーティーご飯の画像。
食べ終わりの画像ばかりだった😭😭😭
それでもお義姉さんの計らいで、私と末っ子用にお持ち帰りプレートを作ってもらい、ありがたく翌日には頂いた。
ちなみに、私と末っ子のクリスマス・ディナーは、家から持ってきた日本のインスタントラーメンと、クリスマス・イブに近くのスーパーで買っておいたキング・クラブのサラダとチーズの盛り合わせのみ。笑笑笑😆
コンドミニアムのプライベート・ビーチ。
ずっと向こうに見えるのはSarasota。
海に対する野獣2のパニックぶりが酷い。😣
少しでもビーチに慣れるよう、帰宅するまでの間、毎日浜辺を歩かなければ。
間も無く2023年が終わろうとしている。
体調に気をつけて、Let's finish STRONG!