今日アメリカは、日本で言う勤労感謝の日で祝日だった。
とは言っても、主婦には祝日も何も無いから、朝から汗をかきながら家事をこなした。
とりわけ今日は気温が高くて、おまけに湿気も凄かったので、野獣たちの散歩が出来ず、暇を持て余した野獣たちに散々絡まれた。
今週は猛暑が続くそう。
さて、昨日からコトコトと煮込んでいたトマトソース。今日、ようやく瓶詰めにした。
大きなポットの半分以上に達した大量のトマトが、ソースにして瓶詰めにしたら、たったの2瓶になってしまうのだから、何となく切ないw
瓶詰めは、瓶や蓋を煮沸消毒するところから始まる。
煮沸が終わったら、熱々の瓶に、熱々のソースを入れて蓋をする。そして、その瓶をそのまま再びポットの中で沸いている熱湯に戻し、ポットの蓋をして40分ほどグツグツと茹でる。40分経ったら火を止め、ポットの蓋を開けて、熱湯の中で5分放置。
きちんと密閉されたかどうかは、銀色の蓋の中央の部分を押して、ペコペコとしていなければ空気が抜けている証拠。これを地下室などの暗くて涼しい場所で保管する。一般的に、瓶詰めは2年以内に食べることを推奨されている。
ご近所のガーデニングを得意とするおばさんと、お隣さんからも、彼らの庭でたわわに実っているトマトを収穫してくれないか、と頼まれている。笑 ちょっと手間は掛かるが、頂くトマトは瓶詰めにして、彼らにお裾分けをしようと思う。
夫に、トマト濾しマシーンを買ってみようかと相談したら、何だかノリノリでいいね!との即答が返ってきた。
そしてその後、スマホにメッセージが。
どうやら、ネットでマシーンを検索してくれたらしい💦
何だか、段々と面倒臭くなってきたぞ。
瓶詰めに必要な瓶は、メイソン・ジャーと呼ばれる。
昔、このメイソン・ジャーを集めていたことがあって、今も多分50瓶以上のコレクション(?)があると思う。
メイソン・ジャーには、色々なブランドがあって、その数は私の知る限りでは15社ほど。古いモノでは1800年代後半に製造されたものもある。製造年月、形、色によっては、何百万円もの破格の値段がつくレアものも。
アメリカのメイソン・ジャーのブランドで一番有名なのはBallだと思う。
形も大きさも様々なBallのジャーたち。蓋も色々だ。
その中でも、私が特に好きなジャーがあるのだが、Kerrとうブランドのジャー。
控えめなロゴやシンプルな(造形の)ラインが良いのだ。
その他にもImproved Jemというブランドや、Jewelというブランドのものもある。カナディアン・メインソンの四角いジャーもステキで、とにかくあれよあれよという間に瓶ばかりを集めてしまっていた。
それでも、メイソン・ジャーの素晴らしいところは、瓶詰め出来るだけでなく、私は花瓶にしたり、家族たちが小学生の頃などは、鉛筆立てとして使っていた。勿論、飲み物用のグラスとしても使えるし、一時期アメリカでは、メイソン・ジャーにサラダを詰めるという”メイソン・ジャー・サラダ”が人気だった。
とにかく、本当に便利な器なのである。
私のキッチンは、メイソン・ジャーで支えられている、と言っても過言では無い。
まだまだコレクションはあるので、またいつか、メイソン・ジャー愛を熱く語りたいと思う。
それでは良い1週間を!!